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「じょーだんだって、ほら銀、私の料理の腕忘れたの?あの戦場にあったものだけでフルコースを振る舞えるのは世界でも私くらいでしょ。あとは…別にないかも。」
どうしよ…ちょっと美味しい料理を作る代わりに寝る場所下さいは図々しい?
なら何をすれば…あ。
「ごめん、全然家政婦じゃないんだけどさ。
毎月、私が外で稼いだお金の10分の1をショバ代として銀に渡すっていうのは?」
じゃあもう家借りろよって?
残念ながら江戸は栄えてるからかいい物件がないんだよね、あった!と思ったら大家がアマントとか同居人がアマントとか。
「10分の1って、少なくねぇか?」
「私月に500万は絶対に稼ぐけど?」
「ようこそ我が家へ!!!」
素直すぎない?別にいいんだけど。
さーて、根城も見つかったことだし明日からはちゃんと働こーっと。
ん?もう6時半か…そうだご飯つくったげよう、神楽ちゃんのために。
「ぎーんー、冷蔵庫借りるよ。」
「おー。」
うーん豚肉?あ、ヘレだ。
あとは玉ねぎと卵としめじしか無いか…
もうこの食材はまんまアレじゃん、
アレを作れと言われてる気しかしないね。
「神楽ちゃん、銀!今日の晩御飯はカツ丼に決定しました!」
あ、神楽ちゃん可愛い、よだれでてる。
「マジアルか!?Aそんなの作れるアルか!?やったアル!」
最近ずっとTKGだったアルからな…って、
何それ許せない、銀、許さない()
「じゃ、楽しみにしててね!」
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作者名:琴爪 凛 | 作成日時:2018年4月9日 1時