【wrwrd!】脇役の少女 3 (ページ6)

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protect12ーいざ戦争へページ6

side・星羅

ゾムさん、ショッピさんの隊と一緒に追手の兵を倒し、他の敵の兵の裏を取るように動く。

今は武器もあるし、自分の身は自分で守らなければならない。

そう思い、ギュッと強く剣を握りしめた。

すると、ゾムさんから声をかけられて、ポイと何かを投げられた。

慌ててキャッチすると、それは私のインカムのようだ。

zm「絶対つけといてな！」

syp「あ、後、なんかあったらインカムつけっぱで」

そう言われてコクンと頷くと二人はまた前を向いて歩き出し、ゾムさんはインカムで連絡を入れていた。

side・ゾム

星羅の加わった隊を率いり、いつものように敵の裏を取るように動く。

すると横のショッピくんに肩を叩かれショッピくんの方をむく。

どうしたん？と聞くと、星羅のインカムってゾムさん持ってましたっけ？らと聞かれて、気づいた。

後、連絡も入れんとなーなんて思いながら、星羅に声をかける。

そして、星羅にインカムを投げると

zm「絶対つけといてな！」

と声をかけた。

するとショッピくんが

syp「あ、後、なんかあったらインカムつけっぱで」

そう言い、星羅が頷くのを見ると俺とショッピくんはまた前を向き、俺はインカムをつけた。

zm［こちらゾム、星羅と合流した。］

そう全体に連絡すると

［［［はぁぁぁ？！］］］

と驚く声が聞こえてくる

rb［潜入できてたん？］

zm［いや、ちゃうで。星羅が抜け出して森に逃げて来ててん。］

tn［はぇ～…星羅有能］

gr［取り敢えず星羅が無事ならよかったゾ！］

kn「後は、この国を潰すだけやな！］

そんな声が聞こえてくる。

そんな連絡を交わしている俺は、星羅が責任を感じてることに気づかなかった。

side・ショッピ

星羅と合流して、ゾムさんについてまた進み出した。

そして、ハッと気がついた。

(そういえば、星羅にインカムつけさせてないよな…)

そう思い、ゾムさんの肩を叩くとゾムさんは、どうしたん？と俺に尋ねてくる。

俺が、星羅のインカムってゾムさん持ってましたっけ？と聞くと、ゾムさんはあっと言う顔をした。

そして、後ろを向き星羅に声をかけ、インカムを投げる。

zm「絶対つけといてな！」

とゾムさんが言い

syp「あ、後、なんかあったらインカムつけっぱで」

そして、前を向いて歩いていたとき、星羅が剣を握りしめたのに気づいたが、俺はなにもできなかった。