【wrwrd!】脇役の少女 3 (ページ3)

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protect 10ーその頃の我々国ページ3

no side

いつもなら、数人の足音しか聞こえない我々国。

だが、今日は違った。

幹部たちはもう起きており、戦争に向けての準備をしていた。

一般兵を慌ただしく動き、準備をしている。

日が登ればすぐに、この国は宣戦布告するであろう。

総統と書記長、戦争に関しての話を。

外交官と教授は作戦について話し合いを。

復讐心は刀を研いでいて。

不人気と言われる彼と味方最大の脅威は、2人共、幹部の中でずば抜けた殺意をまとい。

狂犬と外資系は自分たちの隊の動きを考え。

天の声と無能と言われる彼は、マイクやインカムのテストを。

医務室の神は、何かあったときに対応できる用意を。

スカーフの彼は、次こそはと自分に言い聞かせながら、空を見上げて銃を準備した。

でも、まだ幹部たちは、星羅が自分でなんとかしようと考えて、隣国を脱出したこと。

そして、今必死に逃げていることを、まだ知らない。

そして、日は昇った________________

rb「さぁ諸君、戦争をしよう＿＿＿________」

と言う声が響いた。

さぁ、戦争の幕開けだ________________