story49ー少女の話 2 ページ5
side・シャオロン
神「だから、星羅ちゃんはすごくストレスが多かった。
でも、星羅ちゃんは自分が強いと思ってたから人に頼らんかったんよ。」
そう神は言っていたが一つ疑問が…
sn「まさか、自分を傷つけたりはしないよね…？」
そう、そこだ。
神「…残念ながら自分を傷つけることでストレス発散してたんだよ。左腕…。
星羅に見せてもらいなよ。」
そんな…。リスカしとったってことやろ…？
んなことしないとやってけないぐらい、精神的にストレスがかかるまで周りに頼らないなんて…
sha「そんなん辛すぎる…！」
そう呟くと涙が勝手に溢れそうになった。
神「後、あれなんだよね…。
星羅ちゃんの心の支えだった祖父母が、12歳の時に亡くなったんだ。
祖母が11月、祖父が1月やったな。」
ht「…！そんな…」
幹部の皆も分かるんやろう。
俺らは戦争で部下を失うことも少なくない。
大切な人を失う悲しみや辛さは嫌なほど分かる。
だからこそ、星羅のこれまでの出来事がどれだけ辛く、星羅の精神にどれだけのダメージを及ぼしたかが分かる…なんて軽々しくは言えんけどな…。
神「ここからが星羅ちゃんを変えちゃったんだ。」
神「星羅ちゃんのお母さんは祖父母の死を深く悲しんだ。
たくさん泣いた。だからこそ、星羅ちゃんはお母さんを支えたい一心で泣かずに寄り添った。」
ut「は…？泣かずに居れるわけないやん。
そんな星羅12歳はなんやろ？そんなん…」
そう大先生が言い切る前に神が遮った
神「そう、正気でいられる訳がなかったんだ。
一回も泣かなかった訳じゃないよ？
でも、他の子よりも泣く時間は相当短かった。」
神「星羅ちゃんは元々祖父母の為に頑張ってきた…
言いたいこと分かるよね？」
tn「あぁ…、自分の心の支えを一気に無くしたんやろ…」
そう言うとトントンは暗い表情で話した。
あぁ、そういえばトントンも似たような体験があったんやっけ…。
神「でも、それからも星羅ちゃんは頑張った。
お母さんはそんな星羅ちゃんにもっと上を求め続けた。
…それが少しストレスだったみたい。」
そんなの少しどころじゃないやろ。
大切な人を失って、頑張ってるのにさらに上を…？
神「そして、中学校の部活でも、周りに嫌な思いをなるべくさせないように。
嫌な役割はなるべく引き受けるように。」
gr「…！…。」
神「頼まれたことは引き受けるお人好しなんだよ。」
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rabbit(プロフ) - ななさん» 初めまして！先輩ですね…ww私はショッピくん推しですね！ツーマンセルが好きなので、ゾムニキも推しですね！この作品のことを好きといってもらえてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年5月11日 12時) (
レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 初めまして！わ！中2なんですか！？3年くらい年上だ...先輩ですね！先輩は誰推しですか？私はゾムニキ推しです。この作品好きなのでこれからも頑張ってください！ (2019年5月11日 11時) (レス) id: 6b24426cf3 (このIDを非表示/違反報告)
rabbit(プロフ) - イッチーさん» 同じ歳の方がコメントしてくださるなんて嬉しいです…！トン氏はこれから重要な役割があると思うので、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月4日 16時) (レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
イッチー(プロフ) - 初めまして！前編？のコメ欄でみたんですが作者様中2なんですか？そうだったら私も中2なのでなんか嬉しいです笑こんなに文章力があるなんて羨ましいです！(私トン氏推しなので出番が増えると嬉しいなーなんて、自分勝手みたいでごめんなさい)頑張ってください！ (2019年5月4日 4時) (レス) id: 2e5e166619 (このIDを非表示/違反報告)
rabbit(プロフ) - こんにちは！こんな駄作を読んでくださっている皆様本当にありがとうございます！この小説ではコメント欄でお話できたらなぁ…なんておもってますので、話しかけていただけたら嬉しいです…！ (2019年5月3日 19時) (レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rabbit | 作成日時：2019年5月1日 14時
