story72ー舞踏会の主役は… ページ28
会場の扉が開いて見えるのは、華やかな会場にそれにあった服装をした華やかな人々。
その人たちの視線が私たちに集まっている。
まだ扉の外にいる私は、前にいるのことみなさんを様子を伺うようにみる。
いつもと違う服装をしたみなさんは、堂々たる態度で、いつも通りだ。
私だけ、やっぱり場にあっていない。
フッとそんなネガティブな発想が浮かんできた。
ふと下を向きかけた時、セットされた髪を崩さないように、ふわっと頭を撫でられた。
驚いて俯きかけていた顔を上げると、律が前に立っていて
赤「お前はお前なんだから、堂々としてればいいゆだよ。」
と声をかけてくれた。
私たち2人は新人。
そして、今回のパーティーでは主役とされるのだ。
だから、幹部の皆さんの真ん中に並んでいるため、後ろに並んでいた皆さんも
rb「星羅達が主役なんやから、なんも気にすることないねん！」
em「星羅さんが頑張ってマナーを学んでいたのだって、言語を学んでいたこともちゃんと知ってますから。」
zm「俺の方がマナーとかなってないで大丈夫やでw」
sn「ゾムwそれはいいのかな？w」
sha「星羅は気にしすぎとんねん。そんな気はらんくってええの！」
syp「そんなに気にすることないっすよ。なんだかんだなんとかなるっすよ？」
そう一言ずつ、私に気を使って言ってくださった。
律は緊張しないんかな、と思いふと横をみると、やっぱり少しは緊張するようで、手が少しだが震えていた。
律に「少ししゃがんで？」と声をかけると、「は？」っていいながらも私の前にしゃがんでくれた。
そして、いつもは触りにくい高さにある頭を、私にやってくれたようにふわっと撫でて
貴「ありがと。でも、律も大丈夫だよ！」
そういい、会場へ歩き出した。
後ろから
赤「…バッカじゃねーの…」
といいながらも私の横に並び直した律と一緒に会場へ入った。
・
・
・
わっと拍手が湧き上がる。
練習通り、堂々と前を向いて用意された道を歩く。
色んな視線を感じる。
決していい印象を持った視線だけではない。
そんなの鈍い私でもわかる。
だけど、私だって姫であり幹部なんだ。
私だって、色々なことに慣れていかなければならないのだ。
強くなって見せるんだ。
その一歩目なんだ。
さぁ、パーティーの始まりだ。
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rabbit(プロフ) - ななさん» 初めまして！先輩ですね…ww私はショッピくん推しですね！ツーマンセルが好きなので、ゾムニキも推しですね！この作品のことを好きといってもらえてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年5月11日 12時) (
レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 初めまして！わ！中2なんですか！？3年くらい年上だ...先輩ですね！先輩は誰推しですか？私はゾムニキ推しです。この作品好きなのでこれからも頑張ってください！ (2019年5月11日 11時) (レス) id: 6b24426cf3 (このIDを非表示/違反報告)
rabbit(プロフ) - イッチーさん» 同じ歳の方がコメントしてくださるなんて嬉しいです…！トン氏はこれから重要な役割があると思うので、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月4日 16時) (レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
イッチー(プロフ) - 初めまして！前編？のコメ欄でみたんですが作者様中2なんですか？そうだったら私も中2なのでなんか嬉しいです笑こんなに文章力があるなんて羨ましいです！(私トン氏推しなので出番が増えると嬉しいなーなんて、自分勝手みたいでごめんなさい)頑張ってください！ (2019年5月4日 4時) (レス) id: 2e5e166619 (このIDを非表示/違反報告)
rabbit(プロフ) - こんにちは！こんな駄作を読んでくださっている皆様本当にありがとうございます！この小説ではコメント欄でお話できたらなぁ…なんておもってますので、話しかけていただけたら嬉しいです…！ (2019年5月3日 19時) (レス) id: fe3cd10ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rabbit | 作成日時：2019年5月1日 14時
