待ってください！ 34 ページ37
それからヴィル先輩にお化粧やらなんやらしてもらって、かれこれ30分。
『………あのぅ』
ヴィル「何？」
『ま、まだ終わらないんでしょうか………？』
メイクが終わったと思った瞬間、髪の毛いじりだしたからね、先輩。
え、まだあんの！？ってなったよww
私の前には鏡がないので、私は今先輩にどんな髪型にされているのかも、さっぱり分からないし。
『もうそろそろ終わりですk＿＿』
ヴィル「は？まだに決まってるじゃない。これで終わるわけがないでしょう？」
『う、まじすか』
さ、さすが姉貴……。
なんて言ったら怒られるかな……？
ヴィル「………貴方はさ」
髪の毛をいじりながら、先輩が話しかけてきた。
『はい……？』
ヴィル「リリアが好きなの？」
『！！？？』
思わず椅子から飛び上がる。
ヴィル「ちょっと！崩れるからジッとしてて頂戴」
『す、すみません……。って、ヴィル先輩の質問のせいですからね！？』
ヴィル「貴方が勝手に驚いただけじゃない。………で？好きなのか訊いているのよ」
『えぇ〜……』
こ、答えなくちゃ駄目なのかなぁ〜〜……？
『………分かんないです』
ヴィル「分からない？」
『はい………。恋とかしたことなくて。リリア先輩のこと、嫌いじゃないのは確かなんです。好きですよ。……でも、恋愛での好きか、家族とかへの好きかって言った分かんなくて……』
ヴィル「…………。」
私の答えに、無言で手を動かすヴィル先輩。
でも突然口を開いて。
ヴィル「＿＿＿＿貴方を見ているとイライラするわ」
と言った。
『は！？イライラ……！？』
ヴィル「相思相愛なのに進展しないところが、見ててイライラするのよ」
『んなっ………！？』
そ、相思相愛……！？
『だーかーら！私は、恋とか分かんないんですってええええ！！』
立ち上がって抗議したら、「もう、また崩れた！ジッとしてられないの！？」と怒鳴られてしまった。
ぴえん。
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シャーペンの芯(プロフ) - ルチアさん» わわわ、ご指摘ありがとうございます！！後日直させていただきます！！そして、楽しんでもらえて幸いです(*^^*) (2020年11月10日 22時) (
レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - まぁ、楽しいのでいいです。 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - シャーペンの芯さん、「とろっそしている」とはどういうことですか。「ページ６」 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - レンリさん» 大丈夫です、私もでｓ・・（（（（ (2020年9月4日 17時) (レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
レンリ - リリア先輩を、ヤンデレとして見ている私は、バカです。 (2020年9月4日 6時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年5月19日 16時
