殺し屋にカッターキャーとか②【ヒロアカ】 (ページ3)

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貴方side

それから私達は訓練を欠かさなかった。
そして数年後。私とライナは離れ離れになった。

敵の兵士「貴様らが2人でナイトに入られては困る。だから貴様らは離れ離れに生活して貰う」

貴方『…嫌だ！私はライナと離れたくねぇ！』

私はナイトとは敵対関係にある兵士を睨みつけた。

ライナ「私も！お姉ちゃんとは離れたくない！」

ライナも兵士を睨んでいた。
すると敵の兵士はライナと私を殴った。

敵の兵士「お前らみたいな只の子供が！

俺みたいな上の立場の兵士に勝てると思ってんのか！あぁ？殺られてぇのか！」

貴方『お前らみたいなクズ野郎に殺られる位なら！自分で殺った方がマシだっ！」

すると何人か敵の兵士が私達をはがして別々の部屋に連れていった。

貴方『っ！離せよ！ライナをどうする気だよ！』

ライナ「お姉ちゃ……」

あのまま私は何も出来ず、ライナを敵に取られてしまった。

あの時、私は分かったんだ。

【強くならなきゃ何も守れない。
強者が手に入れて、弱者は失う】と。

だからあれから私は敵の兵士を何人も殺った。それから、カルヤさんにナイトに誘われて入ったんだ。

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貴方『…って訳だ』

私は事の全てをシンに話した。
するとシンは言った。

シン「…俺の過去は、Aやナイトの皆の過去に比べたら小さいんだな。

それに、失って来た数が桁違いだ……。
俺は、兄さんだけで……俺、ナイト向いてないのかな……」

私はそんなシンの頭にチョップをした。

シン「いて！な、何すんだよ！」

頭を擦りながらシンはコッチを軽く睨む。

貴方『失って来た物の数は関係ない。
重要なのは想いだ。

アンタは運や度胸、才能がある。
だからそんなこと言うなよ』