殺し屋にカッターキャーとか②【ヒロアカ】 (ページ2)

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過去ページ2

貴方side

シンに私の過去を聞かれ、私は話す事にした。

貴方『…私は、小さい時に親父が殺られた
二三才の時。』

シン「…そんな小さい時に……」

貴方『何者かに殺られたんだ。両親な。
これが、家族のこと。』

シン「…あぁ」

シンは何だか浮かない顔をしている。
……話の内容せいだな。

貴方『それから私達は親戚にたらい回しにされた。…家んとこの身内はクソみてぇな奴ばかりだけどよ。

だから私達は親戚の誘いを断った。
まだ一人暮らしが出来る歳じゃ無かったからな。

野宿が多かったな。』

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ライナ「お姉ちゃん……」

貴方『…何だ』

その時の私らは強くも無かったから、段々と弱っていた。

その時に助けてくれたのはカルヤさんだ。

カルヤ「大丈夫か？……良かったら、俺のとこ。
来ない？…見た感じ、運や度胸も有りそうだ。」

貴方『あ…』

カルヤさんは私やライナの返事を聞かず、革命軍の拠点に連れて来てくれた。

兵士「あ！カルヤさん。…？その子達は？」

カルヤ「あぁ。さっき路地裏で保護したんだ。
運や度胸があると思ってな。

……結構、大物になる目をしている。」

その時の私らはカルヤさんの言葉の意味が分からなかったが、今なら分かる。

度胸が無けりゃ人なんて殺れないからな。