Part11 ページ11
キヨ「･･･っ！！俺が･･･何したってんだよ！！」
A「っ！？･･･き、清原く･･･」
キヨ「その呼び方止めろよ･･･！！」
そう言って続けようとするが、キヨは途中でハッとしたように手で口を押さえる。
ギャーギャーと喧嘩をしていた平川くんとフジくんも手を止め、ビックリしたようにこっちを見る。
キヨ「･･････ごめん」
うつむき、消えそうな声で呟くキヨ。
キヨ「･･･俺･･･Aが俺のこと避ける理由がわからなくて･･･」
A「･･･」
キヨが言いたいことはわかる。
キヨ「教えてくれよ･･･なんで･･･なにが、いけなかったんだ･･･？」
『キヨのことが好きだから』『キヨに好きな人ができたことがショックだった』
そう言えたら、どれだけ楽なことか。
でも･･･
A「･･･私は･･････
キヨの幸せを願ってる。キヨの幸せに私は必要ない。恋を実らせて欲しい。だから･･･私がいたら邪魔でしょ？」
いつの間にか『キヨ』と呼んでいたことにも気づかず、声を震わせて喋ることが精一杯だった。
キヨは今にも泣きそうな顔をしている。
キヨ「･･･違うっ･･･俺はAが･･･！！」
A「･･･？」
そこまで言って、口ごもるキヨ。何なんだろう。
キヨ「･･･いや、なんでもねえや。じゃあな」
じゃあな、という言葉を聞いて、胸がズキンと痛む。
これが別れかと思うと、辛い気持ちで壊れそうになる。
キヨが教室を出て、そのあとを平川くんが着いていく。
フジ「･･･バカだなぁ･･･」
フジくんがなにかを言った気がしたが、あまりに微かな声だったため聞こえなかった。
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瑠璃色の天使(プロフ) - パンナコッタ味ラーメンさん» 楽しみます！前のコメ、文脈がすごく可笑しくなってました！すみません！興奮しすぎて…f^_^;体を壊さない程度に頑張ってくださいね！ (2015年7月10日 18時) (
レス) id: d502767828 (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ味ラーメン(プロフ) - 瑠璃色の天使さん» うわああああ!!は、初コメだあああ!!!!ありがとうございます!!!!できるだけ毎日更新してますので、楽しんでくださいね!!!!!! (2015年7月9日 23時) (レス) id: ecc4c8f6be (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の天使(プロフ) - 初コメ失礼します！毎日、この作品が更新されるのを待っています！今は、ちょ〜これからどうなるのか気になりすぎてやばいです。これからも、頑張ってください！応援してます！！ (2015年7月9日 19時) (レス) id: d502767828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンナコッタ味ラーメン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qj/
作成日時：2015年7月5日 23時
