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ここからは、大人の時間だね ページ13

太「さて…三日月宗近殿?」




三「何だ、人の子よずけずけと入ってきて俺が信頼してるのは澪だけだぞ?」




太「知っていますよ、それを踏まえて少し私とお話しません?」




三「話す事は何もない」




太「まぁまぁ、そう言わずに…」





三条の部屋には異様な空気が流れていた




天下五剣の一つで最も美しいと言われている

三日月 宗近


元ポートマフィア最年少幹部

太宰 治



この2つが混じり合うとは誰も予想はできないだろう。



また、二人を取り巻く空気は重く殺気立っている




その襖の向こうで……





『ちょっ、ちょっと中也もっと屈んでよ(コソッ』



中「うるせぇ…!!なかなか見えねぇんだよ…、!(コソッ」




『ん?!もしかして太宰さん結界貼ってる?!』



中「なんか言ってたわ、俺は質は普通だけど量が莫大にあって、クソ鯖は質が完璧で量が普通なんだと」



へー、二人にも霊力あんだね…



…って二人に見合った霊力だな




中「ってかお前もう言ったのか?」




『何が?』



中「何がって…ここの奴らに…任務は期間があるんだろ?」



『あ、あぁ…まだ言ってないよ』



中「早めに言わねぇと踏ん切りつかなくなるぞ」



『うん』




あくまで私は任務で審神者になっている
私の本職は探偵社員であり、審神者ではない。



でも…



『結構楽しいんだよな〜審神者』



中「続けんのかよ…」



中也が少し寂しそうに呟いた
凄く子供みたいで可愛い


って言ったら殺られるから言わないけど


『ふはっ(笑)続けないよ。私にはヨコハマがあるからね』



中「ならいーけどよ」



…そう言えば中からの声が聞こえなくなったな
もう終わったのかな??






太「盗み聞きとは中々許されないねぇ…」




中「ゲッ、クソ鯖」



『あ、バレちゃった(笑)』



スッと襖が空いたと思ったら太宰さんがやっと出てきた
後ろをみると三日月が真顔で私のことを見ていた

えっ、何怖いんだけど




『…なんすか?』




三「主、今夜空いておるか?」




『空いてる…はず…デスケド…』




三「あい、分かった」




それだけ言うとスタスタとどこかに行ってしまった



『え?何?どういうこと?』





太「さっきの事は今夜話してくれるようだよ。君に危害は加えないよ、安心して」





『はぁ…そうですか…』





多分太宰さんが色々話してくれたんだろうけど、何なんだろう…気になるな…

ま、今夜分かることかっ

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作者名:ハウル | 作成日時:2018年6月15日 0時

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