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「うん...」
「うん...」
「分かった」
「うん..またね」
プチッ)
「っ？？」
電話を切りストリートアクトの方を見ると
私と同い年くらいの男の子と話をしているのが目に入った
(入団希望者？)
真「エントリー2番」
キャーキャー言われるその男の子はこなれた感じに淡々と話している
それを横目に私もいづみさんの元へ駆け寄る
「入団決まったの？」
監「うんっ...ちょっと変わった子みたいだけど...」
「そっか.じゃあ後1人....」
支「もう一層の事Aさん入団しないですかーーーーー！？」
「っ...」
監「Aちゃんは元々団員じゃ無いんだね？」
咲「はいっ‼Aちゃんは寮母さんしてるんですよ..でも.もしAちゃんが良いなら寮母さん兼団員でどうかなっ？」
真「入りなよ(監督の為に)」
「.......(演技か...)」
監「....っ。まっ、まぁでも，無理やりは良くないし，夕方まで、粘ってみよ？？どのみち団員は増やさないとダメだからっ‼」
真「あんたが言うなら...」
咲「よしっ‼もー少し頑張るぞぉおお！！行こっ真澄くんっ‼」
支「では、私もっ‼声かけしてきますね〜！！！」
「.....」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
監「でも本当，考えてはみてね？
Aちゃんは演技上手だし..せっかく才能あるしっ‼」
「....？」
監「私はさ，どんなに努力しても無理だったんだよね...だから、演技出来る人には頑張ってほしいなぁって思うの，それに好きじゃなかったら劇団の寮母さんしてないでしょっ？」
「..」
「私は自分の演技好きじゃないよ...確かにどんな役にも入る事は苦じゃないし，演じるのは慣れてる，だけど、私の演技は人に見せるものじゃ無いから」
監「っ？？」
「さっ、もー少しがんばろっ‼監督っ♪」
監「うっ、うん‼(あれ，何かはぐらかされた...？)」
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作者名：すし | 作成日時：2020年6月14日 20時
