17話 ページ18
フラン「
神楽「違うネ、
万事屋・・・万屋ではなく万事屋ってことは、いろいろなものを売っているって訳じゃなくて、頼んだことをやってくれるって感じなのかな・・・?・・・まるで博麗の巫女ね・・・
神楽「銀ちゃん達にフランを紹介するネ!!」
そろそろ帰ろうとしていた矢先、神楽ちゃんに手を引かれ、階段を上る。・・・土方さんから寄り道はするなって言われてるんだけどなあ・・・ま、いっか
神楽「ただいまヨー」
???「神楽ちゃん!!遅かったから心配してたんだよ」
中からドタドタと音がしたかと思うと、男の子の声が聞こえてきた。・・・といっても私のいる場所からは家の中が見えないので、もしかしたら声の低い女の人かもしれないけど・・・
神楽「フランが助けてくれたアル」
???「・・・フラン・・・?」
声の主が疑問符を含んだような声音で私の名を呼ぶと、神楽ちゃんに思いっきり手を引かれる。
神楽「この子アル!!倒れてたら助けてくれたネ」
???「倒れてた!?・・・傘持ってかないから・・・えっと、フラン・・・さん?ありがとうございました。」
先ほどから神楽ちゃんと話していた男の人・・・メガネのお兄さんは、丁寧なお辞儀をすると家に入るよう言ってくれた。
フラン「お邪魔します」
メガネのお兄さんと神楽ちゃんに案内され中に入ると、ソファに寝転がっている銀髪のお兄さんがいた。よだれを垂らして眠っている銀髪のお兄さんを見た途端に、神楽ちゃんの表情が鬼の形相へと変わる。
神楽「何してるアルかこの腐れ天パ!!私の友達紹介してやるからさっさと起きるアルゥゥゥゥ!!」
神楽ちゃんのパンチで思いっきり腹部を殴られた銀髪のお兄さんは「グフッ」っと変な声を上げたあと、ソファから落ちて床でもだえている。
銀時「ってェな・・・なんだよ神楽」
神楽「新しくできた友達がすっごい美人だかから銀ちゃんにも紹介してやろうと思っただけアル。興味ないならさっさと永遠の眠りにつくヨロシ」
よ、容赦ないな神楽ちゃん・・・ここに来るまでに話したとき、年は14歳って言ってたけど・・・年齢の割にすごいこと言うのね・・・私が14歳の時なんて・・・あ、普通に吸血鬼狩りと戦ったりしてたかも・・・まあそこでお母さんを失って、忌々しい能力に目覚めて、アイツに地下室に幽閉されて・・・って、その話はまだいいか・・・
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フランドール(プロフ) - マヤさんさん» ありがとうございます!!受験で長らく執筆から離れていたため、まだリハビリ中ですが、楽しんでいただけるよう頑張ります!! (3月18日 6時) (レス) id: 93fb40e7a7 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - すごく面白いです!無理せず、更新頑張ってください (3月18日 2時) (レス) @page22 id: 855f1dce83 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - カカオさん» ありがとうございます!楽しんでいただけたようですごく嬉しいです!物語もまだまだ序章なので、この先もっと楽しんでいただけるよう頑張ります (2022年3月31日 16時) (レス) id: 151f31884d (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - スランプとは思えないです (2022年3月31日 15時) (レス) id: abd5f3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - すっごく面白いです。更新頑張って下さい (2022年3月31日 15時) (レス) @page11 id: abd5f3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フランドール | 作成日時:2022年3月10日 17時