36話 語弊 ページ37
Aside
新一「A、ちょっと屋上見に行こうぜ。…蘭も一緒にどうだ?」
しゃがみこんでいた私の手をひぱって立たせた快斗君がそう尋ねた。…なんか後ろからの…新一からの視線が痛いのは気のせい?
蘭「え?」
新一「最上階は展望フロアみてーだぞ」
蘭が迷いながらも頷いたとき私の後ろにいたコナン君が「僕も行く!」」と叫んだ。
…ほんと、蘭のことが好きだな…この人は…
園子「あんたはいいの！」
園子が突っ込んで私が苦笑いすると、コナン君は私のスカートをつかんで駄々っ子のように「行く行く行く―!僕も行く―‼」と騒ぎ立てる。…いや、なんで私なんだよ…蘭のところに行けばいいのに…と思いながらも、駄々をこねる新一が可愛いな、と思ってしまう。
コナン「行く行く行く―‼…A姉ちゃん!僕も行っていいよね？」
新一…ただでさえ人を頼みを断れない私にそんな上目づかいで頼みごとをしてくるなんて…
私はハァ、とため息をついて困ったように笑い、
A「わかったわ。みんなで行きましょうか」
というと、新一は「やったー‼」とガッツポーズをとって喜んだ。
全く…私の性格を知っててあんなふうに頼み込んでくるなんて正確悪いなーと思いながら新一を見つめていると、蘭に「いいの?A…」と声をかけられた。
A「…何が?」
蘭「新一と二人きりじゃなくてよかったのかなって…」
ほんと、蘭は優しいな…自分が新一のことを好きなのにもかかわらず私に気を使ってくれるんだから…勝てるわけないよ…
A「…気にしなくていいわ。…蘭も、わざわざ私に気を遣わなくていいのよ?」
無理やり笑顔を作りながら、そういうと、蘭は一瞬きょとんとした後、盛大にため息をついて「A、やっぱり勘違いしてる…」と呟いた。
…勘違い?一体何のことやら…と考えていると蘭は真剣な顔で
蘭「私、新一のこと好きじゃないよ」
A「…ふぇ?」
思ってもみなかったことを言われ、私は変な声をあげてしまった。蘭が、新一のことを好きじゃない…?また気を使っているのかと思ったが、蘭のこの表情はとてもまじめな表情で、うそをついているとは思えなかった。
A「そう…なんだ…」
そういって大きく頷いた蘭に私は少し安心したけど、結局新一が蘭のことを好きな時点で、私の恋はかなわないんだよな…
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フランドール(プロフ) - 返信は遅くなるかもですが、他にもなにか気になった点があったらジャンジャン書いてください!! (5月25日 20時) (
レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 結歌さん» ご指摘ありがとうございます!!５話については、完全に私のミスです!!ごめんなさい!!14話については睨めつけると書いてねめつけると読みます。私的には睨みつけるよりもこっちの言い回しのほうが好きなのでこうしていたんですが、分かりにくくてごめんなさい!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - また続けてのコメントですみませんm(._.)m これ正しくは白馬を睨みつけるように見てではないんでしょうか？ (5月25日 17時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - 続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 14話 嫉妬のここの部分 なぜがイライラしてきた俺は白馬を睨めつけるよう見してみて「そうかよ」と冷たく言い放った。するとなぜか白馬は声をあげて笑い出した。 (5月25日 17時) (レス) @page15 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 5話 後悔のここの部分 明日だって、私が都大会に優勝したからという建前 これ正しくは都大会で優勝したからではないんでしょうか？ (5月25日 17時) (レス) @page6 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フランドール | 作成日時：2019年12月7日 20時
