8話 暴露 ページ9
凛音side
青子「凛音ちゃん‼‼今度は一緒に料理しようね‼‼」
青子ちゃんの作ってくれたご飯を食べて、快斗君の家に帰ることになった。ご飯を食べている途中青子ちゃんに料理はできるのかと訊かれてある程は…と伝えると、今度一緒に料理をしようと言われた。 快斗君は青子ちゃんにご飯を作ってもらっているらしいので、私も食べに来ることになる、さすがに悪いと思っていたので手伝わせてもらえるのはありがたかった。
凛音「うん‼‼ またね、青子ちゃん」
そう伝えると、青子ちゃんは笑顔で頷いて、私が快斗君の家に入るまでずっと手を振ってくれた。
快斗side
青子に凛音の紹介もしたし、あとは俺の秘密を凛音に伝えるだけだ。だが…どう伝えればいいのか正直わからない。 いや、素直に伝えるのが一番…か…
快斗「凛音、聞いてほしいことがあるんだ…」
俺がそういうと凛音は首を傾げたが「わかった」と言ってくれたので、俺は凛音にキッドのことを全て伝えた。凛音は驚いたような顔をしていたがわかってくれたようだった。
凛音「びっくりした…まさか快斗君が怪盗キッドだったなんて…」
快斗「巻き込みたくないし、言うかどうか迷ったけど…なんかお前には知っててほしかったから。」
理由はよくわからねえけどな…
凛音「ねえ…快斗君…もしよかったらなんだけど…怪盗の仕事、私も手伝っちゃ…ダメ?」
快斗「…え…?」
凛音にそう言われて驚いた。手伝ってくれるのは嬉しいけど…キッドの仕事は、正直とても危険だ。…俺だって命を狙われたりするからな…
凛音「私、ハッキングが得意なの…少しは役に立てると思うんだけど…」
快斗「わかった…よろしくな、凛音」
そういって俺は凛音に手を差し伸べる。凛音も安堵したような表情で手を握ってくれた。危険な目には合わせたくないが、俺が凛音を守ればいいだけの話だ。
快斗「怪盗の仕事の時の名前もいるよな…何がいい?」
凛音「そうね…」
凛音は少しの間考えていたがやがて微笑んで、
凛音「フランドール…とかどうかな…」
フランドールか…少し長いが、いい名前だと思う
快斗「よろしくな、天才ハッカーフランドールさん?」
凛音は目を丸くして驚いたが、やがて
凛音「天才なんかではありませんし、長いので普段はフランでいいですよ、怪盗キッドさん?」
と言ってほほ笑んだ。
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フランドール(プロフ) - 返信は遅くなるかもですが、他にもなにか気になった点があったらジャンジャン書いてください!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 結歌さん» ご指摘ありがとうございます!!5話については、完全に私のミスです!!ごめんなさい!!14話については睨めつけると書いてねめつけると読みます。私的には睨みつけるよりもこっちの言い回しのほうが好きなのでこうしていたんですが、分かりにくくてごめんなさい!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - また続けてのコメントですみませんm(._.)m これ正しくは白馬を睨みつけるように見てではないんでしょうか? (5月25日 17時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - 続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 14話 嫉妬のここの部分 なぜがイライラしてきた俺は白馬を睨めつけるよう見してみて「そうかよ」と冷たく言い放った。するとなぜか白馬は声をあげて笑い出した。 (5月25日 17時) (レス) @page15 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 5話 後悔のここの部分 明日だって、私が都大会に優勝したからという建前 これ正しくは都大会で優勝したからではないんでしょうか? (5月25日 17時) (レス) @page6 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フランドール | 作成日時:2019年12月7日 20時