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2話 偽名 ページ3

快斗side

 青子がいないだけでいつもとほとんど変わらない帰り道のはずだった。

快斗「雨かよ…ついてねぇなぁ…」

 そんなことを呟きながら歩いていると、目の前に一人の少女が座り込んでいた。
はぁはぁと息苦しそうに傘も差さず座り込んでいる少女のことを放っておくことなどできなかった俺は、その少女の元まで駆け寄った。

快斗「おい⁉ 大丈夫か⁉」

その子ははぁはぁと荒々しい呼吸を繰り返している。
自分の状況を説明できないほど過呼吸になっているようだ。

快斗「くそ…」

 俺は小さく舌打ちをすると来ていた学ランを脱ぎ、少女にかぶせた。
そして、その少女をおぶり、俺は家へと全速力で走った。






Aside

A「その…先ほどはありがとうございました。」

 ようやく落ち着いた私は、その男の子にお礼を言った。
それにしても…この男の子、声でなく見た目まで新一にそっくりだ。

???「おう‼ ところで、なんで雨の中出歩いてたんだ?」

 その言葉に、どう返すか迷った。幼馴染と喧嘩した、などと素直に言えるわけがない。

???「…まあ、言えないなら無理して言わなくていいよ。」

 そう言って優しく微笑む彼の表情は、今日の放課後、教室で見た新一の笑顔にそっくりだった。

???「そういえば、自己紹介してなかったな…俺は黒羽快斗、宜しくな。」

A「快斗くん、ですか…私は…」

 私は、少し考えてから言った。

凛音「私の名前は、星川凛音です。よろしくお願いします。」

 …そう…長月Aではなく、星川凛音として生きることにした。

3話 着信→←1話 喧嘩



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フランドール(プロフ) - 返信は遅くなるかもですが、他にもなにか気になった点があったらジャンジャン書いてください!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 結歌さん» ご指摘ありがとうございます!!5話については、完全に私のミスです!!ごめんなさい!!14話については睨めつけると書いてねめつけると読みます。私的には睨みつけるよりもこっちの言い回しのほうが好きなのでこうしていたんですが、分かりにくくてごめんなさい!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - また続けてのコメントですみませんm(._.)m これ正しくは白馬を睨みつけるように見てではないんでしょうか? (5月25日 17時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - 続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 14話 嫉妬のここの部分  なぜがイライラしてきた俺は白馬を睨めつけるよう見してみて「そうかよ」と冷たく言い放った。するとなぜか白馬は声をあげて笑い出した。 (5月25日 17時) (レス) @page15 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 5話 後悔のここの部分 明日だって、私が都大会に優勝したからという建前 これ正しくは都大会で優勝したからではないんでしょうか? (5月25日 17時) (レス) @page6 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フランドール | 作成日時:2019年12月7日 20時

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