16話 再会 ページ17
凛音side
今日は快斗君が下見をする日…私はきょろきょろと辺りを見渡しながらなぜか小さくなっている新一を探していた。ちなみに髪型は変えているが顔はそのままだ。この顔のままであれば新一の方から私に話しかけてくれるかもしれないから。…遠くから見張るよりも一緒にいる方が楽だもん…
とかなんとかぼんやりと考えながら歩いていると、知り合いを見つけた。…蘭だ。そしてその近くにはやはり、新一がいた。…胸が痛むのは気のせいだと思いたい。
そんなことよりもどうしようか…私から話しかけるわけにはいかないし…新一や蘭が私に気づくかわからないし…と考えていると、急に風が吹いて帽子が飛ばされそうになった。思わず手で帽子を押さえてしまったが、この風向きならチャンスなのでは?と私は帽子から手を放した。
帽子は風に乗って飛んで行って……やがてその帽子を蘭が掴んだ。私はよしっと心の中でガッツポーズをして「すみません!」と蘭に声をかけた。
凛音「急な風で帽子が飛んで行ってしまって…拾ってくれてありがとうございます」
そういって深くお辞儀をしても蘭は何も言わない。私が顔を上げると蘭は…いや、新一も小五郎さんも硬直していた。「あの…」と私が声をかけると、蘭が私に詰め寄ってきて私の肩をつかんだ。
蘭「A‼‼今までどこに行ってたの⁉電話も出ないし…心配したんだよ⁉」
泣きそうな顔をしてそう叫ぶ蘭に、私は心の中でごめんなさい、と謝罪しながら
凛音「あ、あの…すみません、Aって…誰ですか?」
蘭「え…Aじゃ…ないの?」
凛音「は、はい。私は星川凛音と言います」
蘭は「ごめんなさい」と深く礼をして自己紹介をしてくれた。…新一の視線がめちゃくちゃ痛いのは気にしない。
新一「…僕の名前は江戸川コナン…よろしくね」
江戸川コナン…新一はそんな風に名乗っているのか…でもね新一、私の洞察眼は誤魔化せないよ…どうしてそんな風になったのかは知らないけど…あなたは間違いなく私の最愛の人、工藤新一よね?
蘭「ねえ凛音ちゃん、もしよかったら友達になってくれない?」
蘭の言葉に、思わず昔を思い出してしまった。私はその時のことを思い出して、くすりと笑いながら言った。
凛音「もちろん…よろしくね、蘭ちゃん…」
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フランドール(プロフ) - 返信は遅くなるかもですが、他にもなにか気になった点があったらジャンジャン書いてください!! (5月25日 20時) (
レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 結歌さん» ご指摘ありがとうございます!!５話については、完全に私のミスです!!ごめんなさい!!14話については睨めつけると書いてねめつけると読みます。私的には睨みつけるよりもこっちの言い回しのほうが好きなのでこうしていたんですが、分かりにくくてごめんなさい!! (5月25日 20時) (レス) id: d5ba8a8e0b (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - また続けてのコメントですみませんm(._.)m これ正しくは白馬を睨みつけるように見てではないんでしょうか？ (5月25日 17時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - 続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 14話 嫉妬のここの部分 なぜがイライラしてきた俺は白馬を睨めつけるよう見してみて「そうかよ」と冷たく言い放った。するとなぜか白馬は声をあげて笑い出した。 (5月25日 17時) (レス) @page15 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結歌 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 5話 後悔のここの部分 明日だって、私が都大会に優勝したからという建前 これ正しくは都大会で優勝したからではないんでしょうか？ (5月25日 17時) (レス) @page6 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フランドール | 作成日時：2019年12月7日 20時
