記者会見に乱入してきた名探偵。［ブルーロック］

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「え、君達何やってんの？邪魔なんだけど」





ポンチョを靡かせ、２VS２、マッチングルームへと入ろうとするAを止めようとする國神達。





問題児＿＿＿＿士道龍聖がまた問題を起こしていたのであった。

イガグリの頭を掴み、ぶら下げていた士道を気にせずにAはズカズカと部屋の中へと入っていった。






「え、名探偵！？」



「お？」




不思議そうに見る二人を放っておいて、Aはポッケから鍵を出し、床にはめ込む。
すると、床がガコッ！と鈍い音を立てて外れる。Aはその中から、駄菓子とラムネを取り出し、また床を戻してそのまま部屋から出ていこうとする。

……どうやらこの状況には全く興味が無いようだ。





「おいおい、待てよ。名探偵！
助けてくれよ！！」



イガグリが助けを求めようとAに悲願する。だが、Aは興味などはミジンコなみに無かったのだ。
正直、選手と選手の馴れ合いには手を出さないと決めている。

だが、Aの気持ちも露知らずに喚くイガグリにキレる士道。










「あのさぁ、煩いんだけど。
私、選手と選手の馴れ合いには手を出さないと決めてるの！」





流石の名探偵も此れにはブチ切れ……とまではいかないが苛つくのは仕方が無いだろう。
大声を出したAの圧に黙り込むイガグリ。







「別に私が居ても居なくても運命なんて変わりはしないんだからさァ……。」







「まぁ、選択は後悔しない事だね。」







そう言い残してドアを開けて何処かへ行ってしまったA。その言葉が國神にとって言われているとは露知らずに。

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