第六話 忠告、不審者。 ページ15
今の時間軸としては、チームＷと戦う前です。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その夜、Aは暇すぎて仕方が無いので、ブルーロックの廊下をうろちょろとしていた。
だが、格好が問題である。
Aの手には、お風呂のヒヨコを３匹持っており、目には黒いサングラス。
ワイシャツに黒いスーツ、黒いズボンを着ており、手にはピコピコハンマーを持っている。
最早不審者を通り越して変人である。
『天才は変人が多い』のもこの事なのかも知れない。
AはチームＺのモニタールームに迷わずに入る。
そして、暗い中サッカーの試合を映しているモニターを見ているピンク色の髪の人物の側まで行くと、
ポンッ！
と愉快な音を立てて千切の頭をピコピコハンマーで叩いた。勿論いきなり叩かれた千切は驚きの声をあげた。
「うおっ！」
だが、千切は後ろを向いた途端、真顔になった。
「……………」
それもその筈今のAの格好は変人そのものである。
それで真顔にならない人物が何処にいるのやら。
「おーい、どうしたんだい？千切〜」
Aの声だと分かると千切はハッ、として何でも無い。と口にする。
千切とAはその前も駄菓子をあげる中だったので面識はあった。
Aは千切の横に座り、ラムネを飲む。
「千切、お前さァ。
Aの鋭い目線が、まるで血に飢えた獣の様な瞳に囚われた千切は何も言えない。
「……俺は、」
目を伏せる千切、だがAはその言葉の続きを分かっていた。
「……………一つだけ助言をしようじゃあないか！」
ピシッ！とAは千切に指を指す。
「夢を失うのが怖いなんて唯の言い訳さ。
千切、お前はどうしたい？何がしたい？
またあの頃みたいにゴールを決めて、自分のサッカーをしたくないのか？」
その言葉は千切の心に刺さった。
俺は＿＿＿＿＿＿＿。
そんなことを思っていればAはケラケラと笑う。
「あっはっは！！大丈夫さ！千切。
お前の武器はそのうちチームＺに大きく響く。
だからその時まで悩んで足掻くんだ。」
そう言ってAは出ていった。次の先客が来る前に。
その後、千切は自身の足を見ながら、次の試合について考えていた。
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推しの命は私の命 - 乱歩と絵心の声優が同じだからか、何か凄い面白いですね。（語彙力無いのです。すいません）というか文スト知ってる人少ないから嬉しいです！ (8月26日 7時) (
レス) @page3 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
危険因子(プロフ) - ミミックさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！体調には気をつけて過ごします〜。私も貴方様という心優しい方出会えた事に感謝致します。 (2023年4月8日 0時) (レス) id: 6eb434b1d5 (このIDを非表示/違反報告)
危険因子(プロフ) - 百華夜さん» うわぁ〜！！嬉しいコメントありがとうございます！人生の一大イベント、同じ受験生として一緒に頑張りましょう〜 (2023年4月8日 0時) (レス) id: 6eb434b1d5 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 受験大変そうですね。僕にはその大変さが分からないので、頑張れ何て無責任な事は言いません。ただ、体調には気をつけてください。何万という人間の中から貴方に出逢えたことに感謝を (2023年4月7日 22時) (レス) @page43 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜(プロフ) - 同じ受験生として解ります。受験生の悲しみは、たとば苦痛の地獄日々。国語しか良い点が取れないですよね…勉強諸々頑張ってください！応援してます！ (2023年4月7日 19時) (レス) @page43 id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：危険因子 | 作成日時：2023年1月9日 17時
