前世、恋柱の双子の妹は警察学校に通うらしい

EP２ ページ3

貴方side


貴(ギリギリ間に合ったけど……視線が痛いわ

はっ恥ずかしい……/////)


ﾓﾌﾞ1「おい、あいつの髪色へんじゃね？」


ﾓﾌﾞ2「ハーフかな？それにしても髪色が……」


ﾓﾌﾞ3「染めてるんじゃない？地毛なわけないよ」


私の髪色に対してコソコソ話す声が聞こえてきた。


貴(やっぱり変かな……あっ、あの席空いてる)


私は席につき入学式が始まるのを待った。
未だにコソコソと話す声が聞こえる。

貴(……早く始まって)

私の気持ちを察したかのように入学式は始まった。

＿＿＿
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「よって、入学式を終わります」


貴(やっと、終わった……)

これから上手くやって行けるのだろうか。不安を抱きながら教場へ向かった。


貴(ここね。……友達できるかしら)


ドアに手をかけようとした瞬間ドアが開いた。


？「！ごめんね。怪我してない？」


貴「えぇ！大丈夫よ！！」

貴(優しい人ねキュンキュンしちゃうわ！！)


？「同じ教場なんだね。よろしくね」


爽やかな笑みを浮かべて私に話しかけてくれた。


？「そういえば、名前を言ってなかったね。

俺は萩原研二。君は？」


貴「甘露寺Aよ！よろしく！！」


？「おい、入学早々ナンパしてんじゃねぇよ」


萩原「ジンペーちゃん、ナンパじゃないよ。

同じ教場の子と仲良くしようとしてるだけじゃん」


？「話し方が胡散くせぇんだよ。早く行くぞ」


萩原「ハイハイ。じゃあねAちゃん♥」


そう言って、2人はどこかへ行ってしまった。


貴(素敵な人たちね、友達になってくれるかしら？)

これから始まる生活に不安を抱きつつも心を躍らせているのであった。

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