前世、恋柱の双子の妹は警察学校に通うらしい

EP３ ページ4

それから入学式から1週間がたったが友達はできず
話したのは萩原との1回のみ、萩原に声をかけようにも
周りには多くの人がいて近かずこうにもできなかった。
また、髪色やご飯の食べる量の多さにみんなが気味悪がり話しかけてくる人もおらず話しかけてもみんな素っ気ない態度ばかりだった。


そんな中ある日、Aは夜桜を見にこっそり外に出ていた


貴(夜桜はやっぱり綺麗ね……

お姉ちゃんを思い出しちゃうわ)


姉とは連絡をとっているものの、友達が未だできていないため寂しい気持ちはぬぐえないのであった。
夜桜を眺めてると、声が聞こえてきた。


？「驚いたな…。

僕の拳を食らって…立ってる奴がいるとは…」


??「へっ、それはこっちの台詞だぜ…」


影から覗いてみると二人の男性が殴りあっていた。



貴(確か片方はこの前、萩原さんと一緒にいた人よね。

もうひとりは誰かしら。綺麗な金髪だわ！素敵ね！！

少し、羨ましいわ……)


そう思いながら2人の様子を伺っていた。


貴(これって、止めた方がいいのかしら…

怪我も酷いみたいだし……迷ってる暇なんてないわ！

止めちゃいましょう！！)


貴「あっあの！

喧嘩はやめた方がいいんじゃないのかしら？

怪我も酷いみたいだし……

(血に染った桜、なんだか神秘的ね！)」


??「あ？お前、萩にナンパされてたやつか。

口、挟むんじゃねぇよ」


？「君は女の子に優しく出来ないのかい？」


声をかけてと2人は無視をし、喧嘩が再開してしまった。


貴(どうしましょう？全然、治まってくれないわ)


オロオロしてる暇はないと自分に喝をいれAは
2人を別の方向に投げ飛ばした。


??「い"ってぇ！！」


？「くっ…」


貴「嘘っ！

弱めに投げたのに結構遠くまで飛んじゃったわ！！

どうしましょう…ごめんさい！怪我、悪化してないかしら」


Aは、姉と同じように筋肉が常人の8倍あるため
手加減をしなければいけないのだが、加減が難しく
前世の感覚を取り戻そうとしている真っ最中だったので
思った以上に投げ飛ばしてしまった。


？「いや、大丈夫だけど……君すごいね」


??「あぁ、細いのにすげぇな。」


貴「はっ恥ずかしいわ/////

それよりも、手当しなくちゃ！！」


そう言って、Aは2人に手当をし寝ることにした。


貴(自己紹介をするの忘れてたわ！！

友達になってくれるかしら……

明日、話しかけなくちゃ！！)


早く明日にならないかと願いながらAは眠った

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