前世、恋柱の双子の妹は警察学校に通うらしい

EP２３ ページ24

《ある日の夜…》

貴(……なんだか眠れないわね…

ちょっとだけなんだけど抜け出して刀を振ろうかしら)


Aは素早く着替え、学校の外の公園で木刀を振ることにした。


貴(…100…101……)

Aは素早く素振りをしていたので、30分たったところで100回に到達した。


貴(ふぅ…結構、慣れたわね！これなら恋の呼吸も……

１回、恋の呼吸を試してみましょうっと！)


貴「恋の呼吸………壱ノ型 ……初恋のわななき」


Aは素早く木刀を振るい、目の前に用意した缶を切った。


貴「やったわぁ！！」


Aは自分の呼吸をまた使う事ができたことが嬉しく、思わず声を出して喜んでしまった。

貴(やってしまったわぁぁ！！

こんなにおっきな声を上げちゃったら人がよってきちゃう……)


萩原｢あれっ？Aちゃん？？｣


諸伏「Aちゃん？！なんでこんなところにいるの？」


貴「あっ…これは……そのっ…

(呼吸を取り戻せるように練習してました！

なんて言えないし…)

剣道！剣道がちょっとうまくいかなくて、

練習してだのよ！！」


萩原「ふぅ〜ん……

あっ！Aちゃん、ちょっと手伝ってくれない？」


萩原くんはそう言うとコンビニで強盗があったこと、
人質がいること、その中に降谷くんたちがいることを教えてくれた。

松田「危険なことだけど、手伝ってくれるか？」


貴「もちろんよ！恩返ししなくっちゃ！！」


萩原｢じゃあ、作戦を説明するね。｣

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萩原｢じゃあ、準備はいい？｣


諸伏「もちろん大丈夫」


貴「よぉ〜っし！頑張るわよ！！」


そう言って、A達はコンビニに入った。

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