赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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東「最低じゃないよ。
ちゃんと自分の気持ちに正直なだけだ。
黄瀬に告白された...か。
正直...そうじゃないかって思ってた。
だから...俺もちゃんと気持ち伝えようって思ったんだ。
俺、待つよ。Aの気持ちが固まるまで。
その変わり俺はこれからもAに
俺の気持ちを伝え続けるから。
もう...言いたい事も言わずに後悔したくないから」

貴「旭さん...」

東「あーでもウザい時はちゃんと言ってくれ！
それと...もし選んだ相手が俺じゃなかったとしても気を遣ったりするな。
ちゃんとはっきり言ってくれ。
その方が俺も前に進めるからな！」




旭さんの優しさが...痛いくらい伝わってくる。




貴「...あっ...ありがとうございます...！」




旭さんは私の頭をポンポンとして...


東「じゃあ、明日も早いし俺部屋に戻るよ。
これだけ...今伝えときたかっただけだから」



そう言って優しい笑顔で手を振り部屋に戻って行った。





私...今日眠れるだろうか。

焦らなくていい...
ちゃんと自分の気持ちが分かるまで。
答えを出そうとしなくていい...
自然に答えが出るまで。


そう...言い聞かせながら...

私はベッドの上で目を閉じた。









けど...






全然ッ...！！
眠れなかった。




完全に寝不足で...ひどい隈...。


今日...練習試合当日だと言うのに(泣)







ロビーにみんな集まる。

旭さんと...目が合った。



” ドキッ ”と胸が高鳴るのが分かる。

けど...旭さん...
私と打って変わって...清々しい表情...


東「Aおはよう！」

って...爽やかな挨拶まで...。

貴「おっ...おはようございますッ」

菅「A...寝不足だべ？」

月「ひどい隈。まさか中学生でもないんだから興奮して眠れなかったとかじゃないよね」



うっ...
興奮して眠れなかったわけじゃないけど...
いや...ある意味興奮してたかもしれないけど〜




澤「大丈夫か？」

貴「全然大丈夫ですッ！！！」

澤「じゃあ行くぞ！！」





いよいよ私たち烏野バレー部は
東京の強豪校との練習試合へ向かった。





今日は東京から音駒高校と...確か梟谷学園の2校が来るって言ってた。


バスケの強豪校の試合はもう数えきれない程見てきた。
バレーの強豪校との試合を見るのは初めて。


烏野がどこまで食らいつけるのかも楽しみ。






各チーム挨拶を交わす。





ちょっ...ちょっと待って！！




梟谷学園のキャプテン...

” 木兎光太郎 ” って...

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