赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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木「ヘイヘイヘーイ...って...
え？姫野？姫野...A？！」

貴「光兄ちゃん...」

木「Aじゃん！！
え？！何で何で？！
バスケのマネージャーじゃなかったっけ？」

赤「木兎さん知り合いですか？」

木「おうよっ！俺の婚約者だっ！！！」

東.菅.澤「こっ...婚約者〜？！！？」

赤「...木兎さん嘘ついたらダメって学ばなかったんですか？
普通婚約者の事、光兄って呼ばないですよ」

木「なぬっ...(泣)
赤葦たまには乗って来てっ！！」

貴「...あの〜...」





木兎光太郎...
この人は私の従兄弟だ。


私の母の旧姓は ” 木兎 ”


中学に上がってから...お互い忙しくなって
ここ数年会ってなかった。


見た事はなかったけど
バレーをやってる事は知ってた。

まぁ...正直すっかり存在を忘れてたけど(笑)





東「...A、知り合いか？」

貴「あっ...はい...」

木「だからぁあ〜オレの婚約者だってっ！！」

赤「しつこいですよ、木兎さん」

木「てかさぁ〜なぁに呼び捨てしちゃってんの？
オレの大事な大事なAをっ！！」



ふぅ〜...始まった。
こうゆうめんどくさい所...全然変わってない。



貴「...光兄。そうゆうの面倒だからやめて。
光兄はただの従兄弟です」

木「なっ！ただのって...ただのって何だよぉ！
小せー時はお兄ちゃんと結婚する〜って言ってたのによぉおー！」

貴「...多分言ってない」


だって...小さい時から...
私の隣には涼太がいて...涼太が好きだったから。


赤「ぶっ(笑)」

木「あ〜か〜あ〜しぃ〜！！
笑ってんじゃねーぞぉ！！
...で、君は烏野のエース君？？」

東「3年東峰旭、烏野のエースだ」

木「俺のAとはマネと部員って関係だけだよなぁー？？」

東「...今はそうだね」

木「...ん？今は？」


ちょっ...
このままじゃ面倒な事になりそうな気がする...。
みんなが不思議な顔で私たちをのぞき込んでるし...
とりあえず話題を変えなくちゃ...


貴「こっ光兄...梟谷学園だったんだね」

木「なっにぃい〜！！それも覚えててくれてなかったのかよぉおお〜」

赤「いちいちリアクション大きすぎないですか...」

木「そんな事より何で烏野？！烏野って関東じゃないよな？
いつのまに引っ越したんだよ？！」

貴「引っ越したわけじゃないんだよね。今は私一人で寮に入ってるよッ！」

木「はっ！？そこまでして烏野に入りたかったのか？
あの金髪チャラ僧はどうした？！！」

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