赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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日「うわぁ〜すげー人いっぱい！！！」

影「...確かにただの練習試合にしちゃ...ギャラリーすげえな」

菅「みんなキセキの世代に興味あんだべー」




涼太もいて青峰君もいる...
バスケの強豪校同士の練習試合だもんッ。

そりゃいっぱい見にくるよ...


だけど...それだけじゃないね。
女の子がいっぱいって事は...

明らかに涼太のファンの子たちだ。




帝光時代もそうだったな〜。
いつもギャラリーには女の子がいっぱいで
私には見せないような笑顔でギャラリーに向かって
手を振って...青峰君によく殴られてたよね。


変わんないね、涼太。


ううん...変わったかも。
遠くから...一瞬で見つけた涼太。
たった1カ月くらいなのに...すごく男らしく
さらに格好良さが増したように見える。



相変わらず...ギャラリーに笑顔で応えてる。

あの人は確か海常の主将、笠松先輩。
笠松先輩に青峰君みたく殴られてる涼太(笑)




東「A？ぼーっとしてるけど大丈夫か？」

貴「あ、大丈夫ですッ！！
私たちもギャラリー行きましょう」







練習試合が始まるとギャラリーの歓声がすごくなる。




さすが青峰君...相変わらずすごいスピード。


日「な、なんだあのシュート？！！」

貴「青峰君の得意技アリウープだよ」

月「あの動き...人間じゃないデショ」



青峰君もすごいけど...
あの青峰君に余裕でついて行ってる涼太もすごい。



まさか...
青峰君の ” パーフェクトコピー ” 出来るようになったの...？！





だけど...涼太。
左足...かばってるよね？


あの動き...涼太の足には相当負担がかかってる。
あれを長時間続けるなんて...出来ない！

出来たとしても...足を壊してしまう。




貴「旭さん...私ちょっとお手洗い行ってきます」

東「おう！人多いから気をつけてな」




涼太のバカ...
私、何回も何回も...うざいくらい言い続けたはずなのに。
絶対無理するバスケはするなって。




鞄に入れておいたタオルを濡らして
みんなのいるギャラリーに戻る。



えっ...涼太？




左足を抑えてしゃがんでる涼太。

なのに...

黄「監督！大丈夫っス。
まだまだ出来るっスよ！！！」


そう言ってコートに戻ろうとしてる。








貴「バカ涼太ッ！！！
何回言えば分かんの？？
左足...いつから？
今じゃないよね？？
そんな左足かばってプレイしてたら...
次は右足に負担がかかるに決まってるじゃん。
バスケ...出来なくなってもいいの？！」

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