赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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影「まぁ...
なんつーか...姫野のおかげで誰もが打ちたくなるような最高のトス上げてやるって心底思った」

菅「Aってさ、バスケ部マネの時も
こんな感じだったん？」

貴「...うっ...まぁ...そうです...ね。
烏野のみんなに負けないくらい...
帝光のみんなも個性的な人の集まりだったから
衝突することがたくさんあったんですよねッ。

影山君が王様なら...
帝光バスケ部の主将はそれ以上でした。
” 僕の命令は絶対だ ”
” 僕に逆らうやつは許さない ”って...(笑)
本当...何様って思うくらい偉そうだったけど
それ位の力があって、それ位の強さがあったから...
そんな主将でもみんな着いて行ったし
主将はそんな仲間を裏切らずそれぞれの力を
ちゃんと見出す事が出来た。
だから ” キセキの世代 ” は強いんだと思う。

烏野バレー部に来てまだ少しの時間しか経ってないけど...
烏野バレー部は絶対強くなる。
飛べない烏じゃない...空高く飛ぶ烏になれる！
直感ですが...そう思います！！」



日「うぉぉおー！！！
なんか本当に飛べる気がする！！！
大地さん！早く練習しましょー！！」

西「バンバン打ってくれよ！
全部オレが上げてやるー！！」

澤「よしっ！集合だ！練習始めるぞ」





余計な事を言ってしまったかもしれない...

クソ生意気な女って思われたかもしれない。



烏野バレー部と真剣にぶつかっていきたい。
帝光バスケ部のみんなとぶつかって来たように。

帝光バスケ部を大好きだったように
烏野バレー部が大好きになったからッ！！！



みんな...いつも以上のテンションの高さ(笑)


旭さんのスパイク...
ちゃんと打ちきれてる。

今の旭さんは
烏野バレー部の頼もしい” エース ” だ。









菅「大地〜。Aの事どう思う？」

澤「どうって？」

菅「キセキの世代って、みんなが強かっただけじゃなくて...Aがいたからってのもある気がする」

澤「おう。
Aは単に突っ走ってるんじゃない。
Aの言ってる事は何一つ間違ってないし
俺たちが一番気付かなきゃ行けない事だ。
きっと帝光の時もそうやってチームを作り上げて来たんだろうな。
烏野はきっと変わるんじゃないか。
必ず俺たちはまた飛ぶぞ！！！」

菅「俺...好きになるかも」

東「スガァァアー！！！」」

菅「あっ...旭？！！」

東「スガ。悪いけど俺もだ。
って事でライバルだな(笑)」

菅「なっ！？旭もかよ〜」

東「なぁ、スガ！
俺にトス上げてくれ！！」

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