赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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東「A...。
だけど...みんなが必死で繋いだボールを...
俺に託してくれたボールを...
俺が決められなかったら...俺のせいで」

貴「旭さん、本気で言ってますか？
旭さんの仲間ってそんなもんですか？
決められなかったのが旭さんのせいだって...
そんな事思う人が烏野バレー部にいますか？

みんなが信じて旭さんに繋いだボールを
旭さんが勝手に諦めたら...それはエースじゃない。

打ったボールがアウトだろうが...
ネットにかかろうが...鉄壁ブロックされようが
繋がってるボールを...
エースが ” 俺に任せろ ” って気持ちで
打ち切る事がエースの仕事じゃないんですか？

例え...旭さんが打ったボールが返って来ても
それは仲間が繋いでくれるって信じて
また呼んで打ちに行く事が出来る人がエースです。
決める事だけがエースじゃない！！！」


何も知らない私が...
クソ生意気な事言ってるのは分かってる。
でも...旭さんにこのまま終わって欲しくないから。

もっともっと...強くなって欲しいから。
もっともっと...上に行って欲しいから！！

私は...もう引き下がらない。




澤「Aが言った事...
旭には痛いほど分かってるんじゃないか？
俺たちもずっと思っていた。
前みたいに...打ち切ってくれよって。
言いたくても避けてた事だ」

西「旭さん！もっと！
オレたちを信じてくれないっすか？」

東「...思うよ。何回ブロックにぶつかっても...
もう一回、打ちたいって。
何度壁にブチ当たろうとも...打ち切ってやる。
トスが上がる限り！！
お前らが俺に繋いでくれる限り...打ち切る！
後ろには皆居るって痛い程わかってる。
今度こそ胸張って...
” 俺が烏野のエースだ！ ”って言ってやる」

菅「あさひぃー！！！」


旭さんに飛びついて...
少し...涙目の菅原さん。


東「A...ありがとな。
俺...大事な事、思い出したよ。
そしてあの鉄壁をブチ破れるスパイクを
打ち切りたいって思う。
俺にしか出来ない事...
俺が諦めてちゃだめだよな」

貴「私こそ...生意気な事...」

月「君さ...いつからコーチになったわけ？
普通マネージャーがそうゆうの言わないデショ」

山「ツッキー！！またすぐ...」



確かに...マネージャーの仕事じゃないかもしれない。
だけど...やっぱり私には黙ってる事は無理みたい。

この際とことん...
ウザいマネージャーになってやるッ！！






貴「この際だから...言わせてもらう！
影山君ッ！！！」

影「はっ？！俺...？！」

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