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プロローグ ページ1

「主逃げて!検非違使が...!」




「大将!」






斬り飛ばされる襖





立ち上がる砂埃





粉塵の向こうに見える蒼い双眼





巫女服が斬られ、腕から赤い血液が滴り落ちた





腕を、指を伝って畳にしみ込む





加州や薬研の、私を呼ぶ声が聞こえてきた





二人とも顔面蒼白で、目の前の敵に斬りかかりながら此方に走ってきている





私に迫る刃を鶴丸が受け止めてくれた





彼の、真っ赤に染まった背中のなんとも痛々しいことか





グイッと腕を引かれ、ゲートの方へと走り抜く





私はただ、空色の頭をした彼の後をついて行くことしか出来なかった





刹那、その空色が目の前から消えた





捕まれていた腕から、彼の白い手袋が無くなる





『一期!』





検非違使にふっ飛ばされた彼を視線で追うも、覆い被さってきた大きな影によって阻まれた





ふらりと揺らめく、妖しい光






「A!」






ああ、私を名前で呼ぶのはたった一振りだけ...





泣きそうな顔で、ボロボロになった指先で、懸命に此方に手を伸ばす





私もそちらへ手を伸ばすが、もう間に合わない





皆の、悲痛な声が耳に入ってくる





そんな顔...しないで......





冷たい無慈悲な刃が身体を貫抜き、私の意識はそこで途切れた

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ファーストMe - めちゃくちゃ面白いです(о´∀`о)更新頑張ってください! (2017年2月25日 15時) (レス) id: 4d48430878 (このIDを非表示/違反報告)
神歩(プロフ) - 杏仁豆腐さん» うぁぁ(自慢)だなんて!嬉しい限りです!もちろん、乗せて頂くのはOKです☆ありがとうございます(o^^o) (2016年12月30日 23時) (レス) id: 64d455b767 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - 神歩さん» いえいえ!描いて頂き、本当にありがとうございました!確認次第、小説の方に載せさせて(自慢)頂きたいのですが...よろしいでしょうか? (2016年12月30日 20時) (レス) id: c00500378b (このIDを非表示/違反報告)
神歩(プロフ) - 杏仁豆腐さん» あ、はい!そうです。杏仁豆腐さんのボードにURL貼らせて頂きました。説明不十分ですみません汗 (2016年12月30日 20時) (レス) id: 64d455b767 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - 神歩さん» ありがとうございます!えーっと...ボードの方でよろしいのでしょうか? (2016年12月30日 19時) (レス) id: c00500378b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏仁豆腐 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年12月16日 20時

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