ドッグトレーナー ページ7
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お「はぁい先生、保健室にいないなんて珍しいね？」
『おついちくんも珍しく来なかったわね』
お「三人も相手してたら大変でしょ？」
『その気遣いがもっとほしい』
お「寂しくなっちゃうから、ごめんね？」
先生の時間割を把握しているのか
職員室に向かう途中の廊下で会った
誠意を微塵も感じさせない謝罪
きっとこの先もやめることはしないだろう
『また授業も受けないで、留年するつもりかしら？』
お「先生と一緒にいられるなら、それもいいかもしれないね」
『私来年にはいないわよ？』
お「は？！」
『大学の教授をやるの、エリートコース！まだ私と一緒にいたいなら勉強しなさい』
わしゃわしゃと綺麗に整えられた髪を乱す
洗礼された動きで、その雑さは逆に心地いいものだった
『あと稼ぎが良い人が好み』
お「…この頭でエリートコースを進めと」
『頑張り屋さんの貴方なら出来る、二度と会わないかもしれないけど…楽しみにしてる』
皮肉にも似た言葉は
躾がなってない狂犬にはよく響いた
お「絶対会いに行くからな！！」
『期待しないでおくよ』
少し彼らに似た悪い顔をして
生徒と教師の境界線、扉を閉じる
「いやぁ、毎度素晴らしいですな」
『ありがとうございます』
「やんちゃな彼らを手懐けるなんて」
『礼儀を知らないクソガキ共を躾けるのが大人の役目ですから』
白衣の天使などとは程遠い
鋭い目つきで堂々と椅子に座った
「まさか君がうちの学校の先生になるなんてねぇ」
『んはは！その節はどうもありがとうございます』
「我が校を牛耳ってた君が今じゃ保健室の先生ときた、心臓止まるかと思ったよ」
『そんな大袈裟な、私が問題起こしたことなんて一度も無いじゃないですか』
「君の周りで問題ばかり起こるから…」
『まぁやんちゃっ子ばかりでしたから、でもちゃんと躾直したでしょ？』
体ごと視線で射抜くように目を細めた
口元はにんまり笑っていて
どこか楽しげだ
『さぁ、彼らはどこまで良い子になるかな』
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小心者(プロフ) - 出雲さん» そう言ってもらえると嬉しいね！リクエストThank you！ (2019年5月22日 0時) (
レス) id: c2af5663dd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - もう大好きすぎて一気に読んじゃいました！！凄い良かったです！！これからも頑張ってください(*´∀｀*)尸" リクエス なのですが末者さんにおついちさんがお願いして弄ってもらうみたいなのお願いしますm(*_ _)m (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3d50340c63 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 小心者さん» ふああ…よかったあ……めっちゃ心配しとったわぁ……よかったよお''お''お''お''お''お''！！ (2019年3月10日 18時) (レス) id: 774209a9b8 (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» 生存中でございます。もうちょっと！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 5a995e257c (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 生存確認！！だいじょーぶかい？！生きとる？？！！ (2019年3月3日 15時) (レス) id: db6026fd8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小心者 | 作成日時：2018年10月26日 21時
