マリンフォード頂上戦争 ページ39
【リクエスト】
ドンキホーテ・ドフラミンゴは
ある昔のことを思い出した
青髪の、海の様に広い視野を持つ男
緑髪の、大地のように揺るがない男
赤髪の、朝日の様な男と夕暮れの様な女
そして、その広い世界のような連中に
惹かれていた弟のことを
ド「…とんでもねぇ馬鹿だな」
数え切れない、馬鹿になって命を捨てる海賊たち
そこに、圧倒的存在感
その場の全員が"空"を見上げた
白「グラララララララッ！！野郎共ぉ！！
久々に末っ子が顔見せに来たぜぇ！！」
ル「すっげぇええええッ！！空飛ぶ海賊船だぁあああああ！！！」
"空飛ぶ海賊船"
まさに、時代の流れ
『待たせたなぁ』
響く
透き通る女の声
エ「なんでッ！！なんでッ！！！」
『んはは！驚いてんねぇ』
弟「まぁ何を言いたいのかは分かるけどね」
兄「世界に融通が利く俺たち2BROが、海賊の味方につくってんだ」
お「そりゃあ海軍は黙ってないよね、だけどさ？」
「「「『兄弟が困ってたら助ける』」」」」
『当たり前じゃん？』
ただ本当のことだとばかりに
兄弟だと言い放った
白「立派になりやがって」
末っ子と告げた白ひげ
本当の親子ではない
しかし
４人とも、白ひげ海賊団の家族だ
兄「全砲門用意ッ！！」
お「あいよッ！！」
弟「狙うはッ！！」
『馬鹿な兄貴一択ッ！！』
「「「「「「………え？」」」」」」
重たい金属音が空に響く
ガシャコン、ガシャコンとある一点
エースを狙っている
「「「「「「えぇええええ？！」」」」」」
『死にたくないなら避けてね！！』
降り注ぐ鉛の塊に無茶を言う末っ子
可愛い可愛いと贔屓目で見ていたが、改めようと考える兄たち
でもやっぱり可愛い
男ばかりの船に、妹は何があっても可愛くて仕方がない存在だった
それでも止まる事なく無慈悲に鉛は降り注ぎ
鎖や、処刑台もろとも全てを破壊した
『ふふ…貴方なら、構わないよね？』
破壊された惨状を眺め
薄く微笑んだ
エ「あぁ！！俺は！！炎だからなッ！！」
もっとも
微笑んだ理由は破壊に成功したからではなく
馬鹿な兄を一人、救うことができたからだ
『さぁ賽は投げられた、行こっか』
弟「はいはーい」
兄「頑張れよ」
『うん、運命を"変えてくる"』
刀を持ち、銃を持ち
片割れと共に船の縁に立って
不敵に顔を歪めた
お「世界最強の力、見せてあげなよ」
そしてそのまま
戦場に身を投じた
.
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小心者(プロフ) - 出雲さん» そう言ってもらえると嬉しいね！リクエストThank you！ (2019年5月22日 0時) (
レス) id: c2af5663dd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - もう大好きすぎて一気に読んじゃいました！！凄い良かったです！！これからも頑張ってください(*´∀｀*)尸" リクエス なのですが末者さんにおついちさんがお願いして弄ってもらうみたいなのお願いしますm(*_ _)m (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3d50340c63 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 小心者さん» ふああ…よかったあ……めっちゃ心配しとったわぁ……よかったよお''お''お''お''お''お''！！ (2019年3月10日 18時) (レス) id: 774209a9b8 (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» 生存中でございます。もうちょっと！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 5a995e257c (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 生存確認！！だいじょーぶかい？！生きとる？？！！ (2019年3月3日 15時) (レス) id: db6026fd8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小心者 | 作成日時：2018年10月26日 21時
