マッサー…ジ…？ ページ26
【リクエスト】
「末者ちゃんって意外と歩くの好きだよね」
『実は自転車の方が好き』
「あ、そうなの？」
『風が抜けてく感じが好きなの』
「まぁとりあえず足を使うわけじゃないですか」
『そうですね』
「マッサージなんていかがでしょう？」
突然そんなことを言い出すおついち
手をわきわきと動かし、どう？どう？と迫ってくる
それを若干冷めた目で見つめる末者だが、特に嫌がるそぶりは見せない
「お試しだけでもいかがですか？」
『まぁ別に、マッサージならいいよ』
「よし！じゃあ足を僕の膝に乗っけて」
隣に座り、ポンポンと自身の膝を叩いて催促する
言われた通りに足を置くと
ふくらはぎを軽く揉まれる
『あ、あ〜…絶妙な力加減ですわぁ〜』
「気持ちいい？」
『んっんんッ…ちょっとくすぐったい』
「ははは、痛いよりはいいね」
ときおり小さく息を漏らしながら素直な感想を述べる
ぴくっと足を動かしてしまうが
その度におついちに足を戻される
「そんなにくすぐったい？」
『ふっんふ…あー、あんまり体を痛めることないから、慣れてないの』
「別に凝ってなくてもリラックス目的でマッサージするじゃない」
『どっちかっていうとする側だからなぁ』
ふるふると少し震えながら返事をした
くすぐったくとも折角の好意を無下にすることも出来ず
気持ちいいことは確かなので大人しく我慢する
『んッ…ふ、んん…あッ……そこだめ、くすぐったい』
「ここ？」
『あッ…！んふっやめてったら、んははっ』
少し太ももに寄ったところで
あからさまに末者の反応が変わった
敏感に反応する末者が面白いのか、ちょっとテンションが上がってイジワルする
「だめだよ〜我慢！」
『いいよぉもー！』
「ここか？ここがええんやろ？」
『んははっ！！やめてってば！！もう！！』
「うわっ！！」
純粋な力勝負はおついちに負ける末者だが
痴漢などを捕まえる事を考慮して、技術だけは誰にも負けない
一番体格差がある兄者を投げ飛ばすことも可能だ
故に
「ははは…あの、怒りました？」
『怒ってないよぉ？ただちょっと仕返ししたいだけさぁ！』
「ひゃー！！やめてぇ！！」
おついちを組み敷いて形勢逆転させることなど造作もない
疲れが取れるどころか、始める時よりも疲れてしまった
リラックス効果が無かった訳ではない
むしろ楽しかった
こちょばし？
いいえ、マッサージです
.
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小心者(プロフ) - 出雲さん» そう言ってもらえると嬉しいね！リクエストThank you！ (2019年5月22日 0時) (
レス) id: c2af5663dd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - もう大好きすぎて一気に読んじゃいました！！凄い良かったです！！これからも頑張ってください(*´∀｀*)尸" リクエス なのですが末者さんにおついちさんがお願いして弄ってもらうみたいなのお願いしますm(*_ _)m (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3d50340c63 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 小心者さん» ふああ…よかったあ……めっちゃ心配しとったわぁ……よかったよお''お''お''お''お''お''！！ (2019年3月10日 18時) (レス) id: 774209a9b8 (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» 生存中でございます。もうちょっと！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 5a995e257c (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 生存確認！！だいじょーぶかい？！生きとる？？！！ (2019年3月3日 15時) (レス) id: db6026fd8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小心者 | 作成日時：2018年10月26日 21時
