マッサージ ページ22
【リクエスト】
「あ"ー…肩凝った…」
『ま〜た時間忘れてぶっ続けで遊んでたんでしょ〜』
「まぁ…そっすね」
『外にも出ないのに、体中カチコチですね』
疲れたとソファに座り込む兄者の背後に回り
随分と固さを誇る肩を揉んでやる
揉むより叩いた方がいいか？と思っていると
「気持ちいいなぁ」
『揉んでるだけだけどねぇ』
「俺もやりたい」
『別に凝ってないからいいよ』
「いや俺がやりたいから」
『うわっちゃ？！』
腕を末者の首に引っ掛け、グッと引き寄せる
背もたれから無理矢理前に持っていき
少し体重をかけてソファに体を縫い付ける
『んんっ…は、…重いっす兄貴…』
「あぁ悪い、勢い余ったわ」
引っ張られてひっくり返った末者の腰あたりに跨り
手首と肩甲骨を押さえ込んでいた
末者にとってうつ伏せは只でさえ苦しい
それを圧迫されると息が詰まる
『リラックスなんて程遠いですよ…』
「いやいやお客さん、これからだから」
任せとけと頭を撫でられ
先程よりはリラックスする
うつ伏せでは何もできない為大人しく身を任せる
『んっ、ん…』
凝ってると思われる場所を探っているのか
肩から腰までを大きな手で圧をかけられながら揉みほぐされる
布越しに伝わる兄者の温度は少しだけ冷たい
『んッ…！は、ぁ…腰ッ…やばい…あッ』
撫でさする指がくすぐったいのか
少し体を震えさせながら声を漏らす
「………」
『いったッ！！え？！なんで頭叩くの？！』
「…いや、別に」
腰に座られている為体を捻ることが出来ず
兄者の顔を見ることは叶わなかった
『なんなの…』
「いや、うん…俺が悪かったわ」
『もー！終わったならどいてよ！』
バタバタ足を動かしてどけと催促する
素直にどいてくれた兄者
『手付きヤラシイなぁもう…』
小声で文句を垂れる
出したくてあんな声を出したわけじゃない
兄が何に対して頭を叩いたのかは結構理解していた
「心臓に悪いわぁ…」
あの声を出させたのが自分だと思うとヤバイ
もうやらない
あの声を他の誰にも聞かれなくてよかったと安堵した
.
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小心者(プロフ) - 出雲さん» そう言ってもらえると嬉しいね！リクエストThank you！ (2019年5月22日 0時) (
レス) id: c2af5663dd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - もう大好きすぎて一気に読んじゃいました！！凄い良かったです！！これからも頑張ってください(*´∀｀*)尸" リクエス なのですが末者さんにおついちさんがお願いして弄ってもらうみたいなのお願いしますm(*_ _)m (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3d50340c63 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 小心者さん» ふああ…よかったあ……めっちゃ心配しとったわぁ……よかったよお''お''お''お''お''お''！！ (2019年3月10日 18時) (レス) id: 774209a9b8 (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» 生存中でございます。もうちょっと！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 5a995e257c (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 生存確認！！だいじょーぶかい？！生きとる？？！！ (2019年3月3日 15時) (レス) id: db6026fd8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小心者 | 作成日時：2018年10月26日 21時
