私の隣の席のアイツは国民的アイドルグループのセンターで、現代の天使と呼ばれています2

ネット界の天使は幸せ者です！ ページ6

放送の準備が終わり、放送開始ボタンを押した

貴 「皆さんこんにちは！歌い手名です！」


「こんにちは！」

「久しぶりー！」


貴 「前から予告しておいたと思うんだけど、今日は大事なお話があります」


大丈夫

これが私の選んだ道

きっと後悔はしない

貴 「私は、このたびAとして芸能活動をはじめます」


「芸能活動！？」

「Aってなに？」

「え、歌い手の方はどうなるの？？」


やっぱり皆混乱してる．．．


貴 「先ほど、デビュー会見を終えました
　 所属しているのは、小鳥遊事務所です
　 Aというのは、私の本名です」


「え、小鳥遊事務所！？」

「どこそれ」

「IDOLiSH7が所属してるところだよ！」

貴 「皆さんが気になってると思う、歌い手活動の今後についてお知らせします
　 歌い手活動は、当面の間控えることになるかもしれません」


「え！やだ！」

「歌い手名ちゃんの声が聞けなくなっちゃうの？」

貴 「声が聴けなくなる．．．ということはありません
　 芸能活動の方で歌番組に出演するなどして、テレビでの露出も増えます」


「それが歌い手名の進みたい道なら、僕は応援するよ」


匿名さんからのそのコメント


とても暖かくて、心にしみるそんな気持ちになり、涙腺が緩んだ



「あれ！？歌い手名ちゃん！？」


「泣いてる！？」


貴 「あ、すみません、
　 私にはこんな優しいリスナーさんがいて．．．幸せ者ですね．．．！」

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