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Onehundred-eleven ページ20

「さて、今日のゲストは話題沸騰中の新人アイドル!双葉Aちゃんです!」

「よろしくお願いします!」

「よろしくね〜!いやぁ、知ってるよ〜!ドラマでもの凄い新人がいるぞ!って噂になったとか!」

「自信がなかったけれど、視聴者の方にそう言って貰えてとても光栄でした……!本当にありがとうございます」


謙虚だねぇ、なんて笑うこの方は、芸能界で大御所MCとして活躍するミスター下岡さん。そんな彼が司会を務めるバラエティー番組への出演ともあって、少し体は緊張気味だ。


「この前は初のライブだったんでしょう?どうだった?」

「すっごく楽しかったです!自分の歌を聞いてくれる人がいるって事がなんて幸せなことなんだろうって実感しました!」

「実は私そのフェスのMCの1人として出させていただいたんですけど、彼女凄かったですよ〜。初めてなのに、終わった後会場全員が彼女に夢中になってたんですもん。やっぱり、可愛いは正義ですね!」

「君にはない純粋な可愛さがあるよね、彼女には!」

「いやいや下岡さん!女芸人舐めないで下さいよ?ねぇ、Aちゃん」

「鈴田さん、舞台裏ですごく優しく声掛けてくださって……!テレビではもっと賑やかな人だと思ってたので、こんなにも頼りになる方なんだって思いました!」

「ちょっと、それ普段は頼りないみたいじゃない〜!!」


フェスでお会いしたことのある先輩と下岡さんの軽快なトークのおかげで、私もリラックスして会話ができる。ちょっとした言葉を拾ってくれて盛り上げてくれるから、本当に尊敬できる方だと心から思う。
あははは!と大きな笑いに包まれたスタジオにホッと一安心だ。


「ちなみに、聞いた話だとデビューも控えてるんだって?」

「そうなんです!有難いことにデビューライブも決まって、もう心臓バクバクです」

「あはは!最初は緊張するよねぇ。じゃあ先輩からアドバイス貰っちゃおう!中島さん、よろしく!」

「ええ、私ですか!?そうだな……とにかく、楽しむことが一番かと!」

「ってそれだけか!山田さんからは?」

「Aちゃん可愛いから、とにかく笑顔でいれば大丈夫です!」


あんまり為にならないな〜なんてケラケラと笑う下岡さん。アイドルとしては大事なことなんで!と付け足すお2人にしっかり心に刻んでおきます!と答えれば、Aちゃんいい子!良い後輩できた〜!なんて、また嬉しいお言葉をかけてくださって、素敵な先輩に巡り会えたことに嬉しくなった。

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設定タグ:IDOLiSH7 , アイドリッシュセブン , アイナナ   
作品ジャンル:アニメ
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なのは(プロフ) - 更新楽しいです! (2022年3月1日 3時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ангел | 作成日時:2022年2月20日 22時

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