第4話 ページ5
次の日の朝、気持ちの良いほどに晴れた空の下を歩く。
校門まで行けば案の定、服装検査をしている冨岡先生がいた。
「冨岡先生」
近くまで駆け寄って彼の名を呼ぶ。
先生はどうやら他の生徒の検査をしていたようで、一言二言生徒と会話をするとこちらを振り向いた。
「傘、ありがとうございました」
手に持つ紺色の傘を冨岡先生に返す。
冨「今日は……帰るのか?」
「…………?」
解釈が追いつかず頭にハテナが浮かぶ。
「……昨日と同じ時間に、帰ります、けど……」
冨「困ったら呼んでくれ」
「はあ………………」
冨岡先生はそれだけ言うと服装検査に戻って行った。
私の服装をチェックしないということは合格ということなのだろう。
校門を抜けていった。
まさか放課後、その言葉の意味を知るとは思いもしなかった。
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架也(プロフ) - こむぎさん» さっきからきゅんきゅんしっぱなしです…新作楽しみにしてます!私も更新頑張ります! (2019年9月11日 21時) (レス) id: 56ac683fc9 (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - こむぎさん» あああああああ返信ありがとうございます!冨岡先生が尊くって机に頭打ち付ける日々です!! (2019年9月6日 23時) (レス) id: 05874a5a86 (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ(プロフ) - すももさん» コメントありがとうございます!!!もっとキュンキュンしてもらえるよう頑張ります!めちゃくちゃ嬉しいです!!! (2019年9月5日 11時) (レス) id: 2f3651b549 (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンします…すごく楽しく酔わせていただいています!これからも更新楽しみにしています! (2019年9月4日 23時) (レス) id: 05874a5a86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こむぎ | 作成日時:2019年9月1日 23時