54 ページ8
.
『じゃあ行ってくるね』
玄樹「行ってきまーす」
まだ騒いでる海ちゃんは他の4人に任せた。
…って言っても廉はご機嫌斜めだったけど…笑
外に出る時は基本帽子とマスクをするから、今も玄樹はバッチリ顔を隠してる。
『ごめんね？付き合ってもらっちゃって』
玄樹「いいよ、俺も付いて行きたかったし」
『そう？…わっ！』
玄樹「うわ！びっくりしたー…どうしたの？」
『ちょっと暗いから足元見えなくてつまずいちゃった笑』
すると玄樹が、私の手を握った。
玄樹「Aってなんか危なっかしいよね笑
こうすれば危なくないでしょ？」
…いやこれはこれで色々私がやばいんだけど…。
玄樹「あ、猫」
『え！どこどこ？』
玄樹「ほらそこ」
『ほんとだ！かわいい〜』
思わず玄樹の手からするりとすり抜けて、猫を触りに行った。
『見て！全然逃げないよ！かわいい〜』
玄樹「…もういつまでやってるの？笑
ほら行くよ」
猫を触る手を玄樹に掴まれ、そのまま手を繋がれる。
一瞬玄樹の手が離れたと思ったら、指を絡ませてきた。
玄樹「すぐどっか行っちゃいそうだからこっちの方がいいね」
『そんなすぐ行かないよ！…てかこれ…恋人繋ぎ…！』
玄樹「え？なに照れてるの？かわいい〜」
『いや別に…！？照れてなんかないけど！？』
玄樹「じゃあいいじゃん。早く行こ！」
.
さすがにコンビニの中では手を離して、適当に飲み物を買う。
『海ちゃんはまだお酒飲めないからジュース買おう〜』
玄樹「お酒は適当でいいよね？」
『うん、なんでもいいんじゃない？』
ガンガンかごに入れていく玄樹。
お菓子コーナーに行っても、ドサドサ入れる。
『玄樹…そんなに買うの？笑』
玄樹「え！？まだまだじゃない！？」
…どんだけ食べるの彼ら。
玄樹「ねー、アイス食べながら帰ろー？」
『お！いいね！じゃあ…私これ！』
玄樹「え！俺もそれ迷ってた！じゃあ俺はこれ〜」
私はチョコアイス、玄樹はバニラアイスを選んだ。
お会計のレジで、私が財布を出そうとしてる時に、もう玄樹が払い終えてた。
『え…いくらだった？』
玄樹「いや、いいよ」
『いやでも…』
玄樹「こういう時くらいね、かっこつけさせてよ」
普段めちゃくちゃ可愛いのに、さらっとこういう事するからドキッとする。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 800人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kishiティアラ - 岸くん希望です♪ (2020年3月16日 12時) (
レス) id: 1314a44ccf (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - シンデレラガールさん» ありがとうございます！なるべく間を開けないように更新頑張るので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年3月27日 2時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
シンデレラガール - とっても面白いです！いつも更新楽しみにしてます。これからも応援してます！ (2019年3月24日 17時) (レス) id: 9c89617329 (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - れくさん» ありがとうございます！嬉しいです(泣) 更新遅いこともありますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったん(プロフ) - れんくん希望です！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: f06a2cc6b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キリン | 作成日時：2019年2月11日 14時
