オタクがトリップした世界の日常

【貴女への気持ち】(Musicさん リクエスト) ページ47

「みなさん！赤川Aについての想いを此処で語ってください！でなければこの部屋からは出られません！では！」







「「「「え？」」」」







聞き覚えのあるふざけているとしか思えないアナウンスがこの白い空間に流れた








ちなみに今回この場にいるのは








ﾊﾞｺﾝｯｶﾞｷﾝｯ←








鏡花「【夜叉白雪】でも壊れない……」








ナオミ「まぁ！どうしましょう兄様、ナオミ怖いですわ！」







谷崎「う〜ん……って！さりげなく服に手を入れないでよナオミ！」









乱歩「ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ……」









夜叉白雪で部屋をぶっ壊そうとする鏡花

こんな状況でもイチャつく谷崎兄妹

何処から取り出したのか駄菓子を食べる乱歩






前回の新旧双黒よりは幾分かマシだが大分カオスな状況である







そんな時、駄菓子を食べていた乱歩が口を開いた






乱歩「……ｺﾞｸﾝｯ 鏡花、無理だよ。先刻の変な放送の通りAへの想いを言わない限りこの部屋から出られない」








探偵社の誇る名探偵である乱歩さんがそう言った、つまり……







鏡花「わかった」









谷崎「乱歩さんがそう言うなら……」









ナオミ「そうなんですわね」








納得するより他無いのだ









この時、この事件の犯人……皆お察しの通り神はこう思ったそうだ


前回より話の進む展開早くない！？、と









「ｺﾞﾎﾝｯ流石、世界一の名探偵ですね！以前の彼らとは比べ物になら無い！」








乱歩「へぇー！わかってるじゃないか！後、
“以前の彼ら”って太宰達と素敵帽子くん達でしょ」








谷崎「もしかして、前に道に倒れてた太宰さんたちをAちゃんが連れ帰ってきた時ですか？」








乱歩「恐らくね ほら、早く初めてよ
僕帰りたいんだから」









めっちゃ早いな……と神は心底思ったそうだ







「ではでは、始めさせていただきます！最初は泉鏡花ちゃん！」









鏡花「……私から？」









「うん！質問１！」









ナオミ「これ質問形式なんですわね……」









「彼女の事をどう思ってる？」









神の質問を聞いた鏡花は少し悩んでから









鏡花「……好き」









と言った









そう言った鏡花の顔は、何処か懐かしいような、安心しているような……そんな顔をしていたのだった

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