オタクがトリップした世界の日常

＊ ページ38

梶井「始まりました大運動会！記念すべき
一種目！」








あ、もう競技始めんだ…









梶井「度胸と勇気で突き抜けろ！障害物競争！！」








おおー！普通だ！←









梶井「参加者は……探偵社からは宮沢賢治！
ポートマフィアからは立原道造！」








待って、普通じゃなかった←









ミッチーはともかく賢治くん！？









『はい！質問！！』









梶井「何かな？」









『これ、異能力の使用有り！？無し！？』









梶井「なに言ってるのさ、勿論ありだよ」←









………………立原、御愁傷様









与謝野「賢治！やっちまいな！」








谷崎「頑張って！」








賢治「はーい！頑張ります！」









中也「立原！勝てよ！」









広津「立原、探偵社に見せてやりなさい」









立原「お、おう……」









立原はあからさまにビビってる









『賢治くん！手加減！手加減してあげてね！？』←









立原「おい待てA、その妙に嫌な予感がするセリフは何だ？」









そんな立原を無視すると←
梶井さんのアナウンスが再び流れた









梶井「それでは行きますよ〜？
ヨーイ…………ドン！」









ﾄﾞｶﾞｱｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ！←









「「「「ﾋﾞｸｯ」」」」









ちょっと…









『なんで、開始のピストルが檸檬爆弾何ですか！？』←









梶井「派手でいいだろう？」









よくない！寿命縮むわ！









梶井「しょうがないねぇ、じゃ改めて
よ〜い………………ドン！」









その合図で二人が走り出すが……








ｶﾞﾝｯ









「「「「……え？」」」」









『だから言ったじゃん、手加減しなって……』









皆が見ているのは…









賢治「よっと！はっ！」









ドｶﾞﾝｯ








立原「ちょ、待て……」









ﾄﾞｽｯ








立原「危ねぇよ！！」









障害物を一度持ち上げ、その下を通ってから
その障害物を投げて走っている賢治くん









落ちてくる障害物を避けながら恐る恐る走っている立原…









立原「ﾋｯつ、潰される！！」








ヤバイ！








『異能力【汚れっちまった悲しみに】』









私は落ちてくる障害物を【汚れっちまった悲しみに】で止めた









立原「た、助かったぜ……サンキュー」









『うん……』









え、何この運動会死ぬの？運動会で死ぬの！？

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