【その男、ドSにつき…】(Musicさん リクエスト) ページ34
谷崎「うぅ……」
ナオミ「兄様、どうかなさいましたか?」
谷崎「いや、ちょっと頭が痛くて…」
谷崎は、朝から運悪く頭痛に襲われていた
ナオミ「でしたら、この薬この前買ったんですの、今日兄様お仕事のせいで早く行かなきゃでしょ!」
そう言ってナオミから渡されたのは……言ってはなんだが怪しい色をしたドリンク
谷崎「ありがとう」
だが妹から渡されたドリンクとあって、谷崎はそれを疑わずに受け取った
谷崎「じゃあ、先行くね」
ナオミ「はい!私ももう少ししたら行きますわ!」
谷崎「わかった、行ってきます」
バタンッ
ナオミ「さて、私も用意を…………って、あら?
先ほど兄様に渡したドリンクが何故此処に?」
そこでナオミはあることに気づいた
ナオミ「大変!兄様に渡すドリンク間違えましたわ!どうしましょう……」
ナオミが谷崎に渡したのは頭痛の薬となる
ドリンクではなく、前にナオミが面白そう!と思って買った“性格改変ドリンク”だったのだ……
谷崎「おはよう」
そんなことは露知らず、谷崎は探偵社に出社した
『あ、谷崎くんおはよう』
谷崎「あれ?Aちゃん早いね」
『……太宰さんが今日提出予定の書類がまだ終わってないって…』
谷崎くんはその人言ですべてを察する、
押し付けられたんだな……と
『今度締め上げる』←
谷崎「アハハ……」
私は谷崎くんが片手に持ってるドリンクに目が行った
『ねぇ、その手に持ってるドリンク何?』
谷崎「あぁこれ?ナオミが頭痛薬くれたんだ」
頭痛薬?
『へぇ……頭が痛いなら早く飲めば?酷くなると辛いしさ』
色、ヤバそうな薬だな……と思っても口に出さなかったことを、私は数分後には後悔することとなる
谷崎くんは「そうだね」といってそのドリンクをためらわずに飲んだのだが…
谷崎「っ!」
ガタンッ
『え、谷崎くん!?』
飲んだ瞬間谷崎くんがグラついたと思ったら
倒れてしまった
『ちょっと谷崎くん?谷崎くん!起きて!』
谷崎「…ん………パチ」
あ、起きた
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ライナ(プロフ) - どの話も、特に神様が関わってる回と王様ゲーム回は面白かったです!王様ゲームの回王様ゲームの最後の命令である「8番が9番に床ドン」ですが、8番が夢主で9番が太宰さんなら夢主が床ドンする側で太宰さんがされる側ではないでしょうか? (2022年6月27日 19時) (レス) @page19 id: be5fff55a0 (このIDを非表示/違反報告)
金田 - ラーメン大好き小泉さんとコラボして欲しいです (2021年5月22日 22時) (レス) id: 9164916569 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 入れ替わるやつとかも見たかったです (2020年8月5日 17時) (レス) id: f12f1a44ac (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - Musicさん» はい!ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月23日 21時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
Music(プロフ) - レッドウルフさん» 全然そんなことありませんです!これからも大変かと思いますが頑張ってください! (2019年11月23日 21時) (レス) id: ac04f81fab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年8月21日 19時