オタクがトリップした世界の日常

＊ ページ24

太宰「本当にそれだけかい？」








芥川「……その後、何故かAの事が頭から離れなくなり、そんな時にあいつがポートマフィアに一週間だけ入った。それで接するうちに…//」









そんな芥川くんに敦くんは驚いた表情をする









敦「お前も結構純情なんだな」








芥川「黙れ人虎、八つ裂きにされたいか」









「君たち、新、旧と喧嘩はやめてよ！はい、
芥川龍之介くん終了！
最後！ちびっこマフィアこと中原中也さん！」








中也「ちびっこじゃねぇ！！」








太宰「ﾌﾞﾊｯ ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊｯち、ちびっこマフィアだって！ｱﾊﾊﾊ」








中也「黙りやがれ糞太宰！」








「な、なんかゴメンね？ｺﾞﾎﾝ気を取り直して
質問１！彼女のことはどう思ってる？」









中也「んなの、好きに……決まってる//」









「イイネイイネ！質問２！いつ彼女を好きになった？」









中也「初めてあった時」









その淡白な答えに太宰がまさに悪魔のような
笑みを浮かべる









太宰「あれぇー？中也、もしかして一目惚れだったりして……」








そう言われた中也の顔が赤みを帯びていく








中也「っ……//」









太宰「え、嘘 マジなの！？」









中也「悪ぃか！？//アイツと会った時、戦う姿
輝くような黒髪、光が写ったような金色の瞳、何もかもがキレイだって思っちまったんだよ…」








中也はマシンガントークのように一気に喋り
帽子で顔を隠した








中也の言葉を聞いた太宰は「嘘、ここまで純情だったなんて……」と呟き、蹴りを入れられていたが…









「う〜ん、素敵だねぇ！中原中也終了！
お疲れ様でした！」









敦「これ、精神に結構きたな……」









当たり前だ、自分の好きな人に対する他人の意見を聞かされたのだから









「ではみなさん、対象攻略目指して頑張ってね！」









ｶﾞﾝｯ









直後に４人は頭に鈍器が振り下ろされ、気を失った









再び目が覚めると……








『よ、４人とも大丈夫？』









敦「Aちゃん！？ここは…」









『道のど真ん中だよ……』









人も多い交差点、そこに４人で倒れていたのだ








この時、初めて４人の心が１つになった







((あの神とか云う奴、次会ったら覚えとけ))←

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