オタクがトリップした世界の日常

＊ ページ19

エリス「私だわ！」







エリスちゃんか！平和的に終わるかな？









『命令は？』









エリス「そうねぇ……８番が９番に床ドン！」









エリスちゃん、どこでそんな言葉を覚えてくるの！？









エリス「さぁ、８番と９番は誰！？」ﾆｯｺﾘ









エリスちゃんが悪魔に見える








『ワ、私ガ８番デス』








ナオミ「Aさんが８番ですの！？そして何故片言に……？」








鏡花「９番は？」









ｿﾞﾜｧｧｧｧｧｧｧ








すると、私は背筋に悪寒が走った









太宰「はぁい、私だよ」








『……ニゲテイイデスカ？』←








中也「A、俺が許可する、逃げろ」←








太宰「ダァメ！」







ｷﾞｭｯ








『だ、抱きつかないで下さい、太宰さん！』







太宰「王様の命令は？」







うぅ……(T＿T)







『絶対……』








太宰「そゆこと♡ という訳で……」








ﾄﾞﾝｯ







私は太宰さんに突き飛ばされて床に押し付けられた、といっても上手く支えてくれたお陰で痛くはなかったが…








ﾄﾝｯ







顔の横には太宰さんの手






『も、もういいですよね？///』








太宰「ﾌﾌｯ顔赤いよ？」







誰のせいだと！？







太宰「緊張してるの？」








太宰さんはわざとらしく耳元で囁いた







『ふっ……///』







太宰「へぇ、耳弱いんだ」







ﾍﾟﾛ








『ひゃぁ……！』







な、舐められた！？







中也「いい加減にしろこの糞鯖が！！」








ﾄﾞｶﾝｯ







中也の怒声が聞こえたと思ったら太宰さんの体がおもいっきり横に吹っ飛んだ







覆い被さっていた太宰さんがいなくなって視界がクリアになったお陰で見えたのは







顔を赤くしている女性陣、唖然として固まってる人達、そして…








敦「太宰さん、何してるんです？」ﾆｯｺﾘ






芥川「……太宰さん」ﾆｺ






谷崎「やりすぎですよ？」ﾆｺ






乱歩「太宰……」






国木田「未成年に手を出すとは犯罪だぞ……」






中也「覚悟はできてんだろうなぁ！」







殺気に道溢れている男性方……







『あ、ちょ、待っ_』








私の静止も虚しく、この１０秒後太宰さんの
悲鳴がポートマフィアに響き渡る








エリス「王様ゲームって楽しいわね！」








こうして、ポートマフィアと探偵社の王様ゲームは太宰さんの悲鳴を聞きながら終了した

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