オタクがトリップした世界の日常

【ペンステモンの花言葉】(９Ｓに殺されたいロリコンさん リクエスト) ページ13

夜の横浜を私は一人歩く








ｺﾂｺﾂｺﾂ……








何で一人で歩いてんのかって？









太宰さんに押し付けられた仕事があって残業したんだよ！









坂口さんの気持ちが判るわ……









？？「おい、女が一人で夜道を歩くもんじゃねぇぞ？」








え？誰？







前、後ろ、右、左、どこを見ても人なんて見えない








？？「ここだよ、こーこ！！隣！」









隣？








声のした方を見ると……









『いや壁に張り付いてるとか、判るわけ無いでから！中也』









中也「ﾍﾍｯ悪ぃ悪ぃ」









よっと、と言いながらふわっと地面に降り立つ









『で、何か用？』








中也「いや、任務の帰りにお前を見つけたから声かけただけだ」









え、中也って任務の帰りは壁歩いてくの？
蝙蝠じゃあるまいし……









『任務か、お疲れさん』









中也「で、お前はなんでこんなところに？」









『仕事……どこかの包帯無駄遣い装置に押し付けられた仕事を片付けて、やっと帰ってきたの』









そんな私に中也は同情と哀れみの目を送ってくる








中也「アイツ、ポートマフィアに居た頃と変わってねぇんじゃねぇか？」









『その言い方からして中也も太宰さんから仕事をよく押し付けられていたと見た』









中也「……５日徹夜したこともあったな」









そう言う中也の目は死んでいた←






すると、中也は送ってってやると言ってくれたのでお言葉に甘え、送って貰うことにした








この期を逃さず私はずっと聞きたかったことを中也に聞く








『ポートマフィアの任務ってどんなことやるの？』








中也「テメェ、首領に言われてポートマフィアにお試し加入してたじゃねぇか、その時任務やっただろ」








確かに私はお試し加入でポートマフィアに
一週間居たことがある








だが…









『……任務は敵異能組織の壊滅で、そこで私は
正紀を連れて帰った』








中也「それは感謝してる。アイツ結構使えんだよ……他には？」









私は一拍置いてから言葉を発した









『殆どリンタロウと姐さんの着せ替え人形になってた…』←








今でも覚えてる、次々に出されるドレス…
姐さんの手には数えきれないほどの着物







『一日であんなにドレスや着物着たの初めてだよ』







中也「あー、そういうことか…」

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