【文スト】オタクがトリップしたらチートで愛されました

異能力９ ページ10

(なんか私も猛烈に嫌な予感
がする…)




太宰「虎探しを、手伝ってくれ給え」





敦「嫌ですよ！！」






すると太宰さんはメモに何かを記し、それを国木田さんに差し出す






太宰「国木田くんは社に戻ってこのメモを
社長に」






国木田「おい、三人だけで捕まえる気か？
まずは情報の裏をとって__」






ちょっと待って、国木田さん！
何で私も参加する人数に入れててるの！？







太宰「いいから」







国木田さんは太宰に差し出されたメモを
受け取り、それをみる






敦「ぼ、僕は嫌ですからね！それってつまり
“餌”ってことじゃないですか！？誰がそんな…」






『そうですよ！それに何で私まで…』






太宰「報酬でるよ」







敦「…え……報酬？」






太宰さんのその一言で敦くんの目の色が変わった






【___敦 現在、無一文。】






敦「報酬って……イヤイヤイヤ。そんなものじゃ釣られませんからね！！……ち、ちなみに参考までに聞きますが、その報酬っていうのは……」







いや、めちゃくちゃ釣られてる！？








太宰「こんくらい」






そう言い太宰さんが出した電卓には
ゼロが多目の金額があった






敦「ひょえ！？」






＿＿＿＿＿＿
______
___







はい、そして私は今 倉庫らしき場所にいます
え、なんでお前も来たかって？






いや、最初は断ろうとしたよ！？






いくら大好きなアニメの世界でも虎に襲われたくないしね！？






それに私の理想的ポジションはモブ１とかなんだよ！






でも…






ー 敦「お願い……Aちゃんも来てくれない？なんか一人じゃ怖くて…」ｼｭﾝ






って！ 敦くんがｼｭﾝって！断れる分けないだろう！？←






断ったら世界の敦担に怒られる！







まぁ、私の事は置いておいて……








敦「太宰さん、なに読んでるんですか？」






太宰「桂い本」






『こんな暗い中、よく読めますね』






太宰「目は良い方だから それに内容はもう頭にはいってるし」






敦「じゃあ、なんで読んでるんですか？」






太宰「何度読んでも桂い本は 桂い」






その本を見てみるとタイトルは
「完全自 殺読本」…よく出版できたね





というか、その作者大丈夫かな…







敦「本当に此処に虎は現れるんでしょうか」






『現れるよ』






敦「……！」









あ、言っちゃった…ｺﾚ、ﾔﾊﾞｲﾔﾂ←









太宰「まぁ、心配いらない 例え虎が現れても私の敵じゃない。こう見えても武装探偵社の一隅だ」

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