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『ぇと…あの、ゾム様。私そろそろ…』
zm「っ…ま、まだ、まだ食えるやろ？」
ゾム様は全く引く気がないらしい
私は今にも飲み込んだものがせり上がってきそうなのに、何故かよりいっそう恍惚とした笑みを浮かべ、こちらを見つめてきている
(も…無理……)
私が限界を迎えながらも、もう一口…と意を決して再び口を開こうとしたそのとき
ゴンッ！という盛大な音と、ゾム様の「痛ったァ！？」という悲痛な叫びが聞こえた。何事かと意識をそっちに振れば
ht「ゾム、そろそろやめな」
os「女の子相手にやりすぎめぅ」
『ひとらんらん様、オスマン様…』
そこには恐らくゾム様の脳天に拳を振り下ろしたひとらんらん様、その隣で異様なほどの圧を出しているオスマン様がいた
ht「ゾムがごめんね、大丈夫？」
『す、すみませ…少しだけお休みを頂けると助かります…』
ht「うーん…だよね」
私の顔面蒼白ぶりを見て苦笑いを浮かべたひとらんらん様は「あ、そうだ」と何かを思いついたように手をポン、と叩いた
ht「ちょっと待ってて」
そう残し、ひとらんらん様は厨房の方へ向かわれてしまわれる。待つも何も今は動けそうもないので言われた通りにじっとしていることにしよう
そんな私の隣では、オスマン様からゾム様へのお説教が始したらしい
os「ったく、お前なぁ…大先生やシャオロンならまだしもAちゃんはあかんやろ、女の子はそこいらの男共とキャパ違うんねんぞ」
sha「ちょっと待て」
ut「聞き捨てならんな」
zm「…ごめん」
『い、いえ、美味しかったです』
rbr「嫌な時は嫌って言ってええんよ？」
ロボロ様はそう言い、私から目線を外しながら自分の分の食べ物をモグモグと食べ続けている
(嫌な時は嫌…と)
それは…私には出来そう、なんて思ってしまった
嫌いなものも分からないし、何かを否定すると…痛いから。否定したら殴られる、断ったら見放される、嫌われる。それが私はずっと怖かった
だから、
『私は、大丈夫ですよ』
rbr「…そ？」
自分を隠して守ってしまう
それに…ただ純粋に誰かと話しながら食べるご飯は久しぶりだった、いつも食べるご飯とは違ってなんだか暖かかったし…
(沢山食べたのは大変だったけど…)
楽しかった、な…
os「あ、せやAちゃん」
『…？はい』
いきなり黙りこくってしまった私を気遣ったのか否か、私の肩にオスマン様の手がポンッと乗る
そちらに顔を向ければ、彼はにっこり笑ってこう言った
os「明日、俺と一緒にお出かけせん？」
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
