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os「そんでもって、やっぱ人も多いやろし、はぐれたりしたら危険やから"コレ"は必要なことめぅ」
そう「ほら」と、私と繋がってる手が持ち上げられる。迷子防止…ということか、確かに合理的であるがなんだか少し申し訳ない気がしてきた
(そんな、子どものようにはしゃぐ年齢でもないのだから心配はいらないと思うのだけれど…)
せっかくのご好意、しかも先程約束もした身だ。有難く受け入れようと思う
……に、しても
「あ、ねえねえ、あれ！オスマン様じゃない？」
「ほんとだ…！それにひとらん様もいらっしゃるわ！街に何か用事かしら…？」
「おい、隣に女もいるぞ。しかも手繋いでる」
「ほんとだな…オスマン様の婚約者か何かか？」
「そうかもしれないし、他国のお姫様かもしれないわ…きっとエスコートされてるのよ！どちらにせよ絵になるわね…」
ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ…と、周りから色々な声が聞こえてくる。しかも自意識過剰でなければ全て内容は私たちのことに関して
『…目立って、ますね』
os「絵になるって言われとるなぁ、嬉しいめぅ〜」
ht「はいはい、そういうのいいから…どっか店入ろ。行きたかったとこあるんでしょ？」
そうして、私たちは自分たちに向けられる視線から逃れるように、近くにあるというオスマン様が行きたがっていた店へ入ることになったのだった
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os「ここやで〜」
カランカラン、と軽快なベルの音ともに開かれた扉
彼らに連れられ入った店は、扉を開けた瞬間に甘い香りがフワッと鼻腔をくすぐるような…そんな場所だった
その香りの正体は言わずもがな、目の前のショーケースの中に並べられた"ケーキ"たちだろう。奥にはイートインスペースなるものも複数置かれている
(小さくて、色とりどりで、可愛い…)
そのショーケースの向こう側…現在進行形でケーキを並べていた２０代前半ほどの男性が、客が来たことに気づいたのか顔を上げる
「いらっしゃいま…_って、え、オ、オスマン様？！それに、ひ、ひとらん様まで…！？」
os「お邪魔するめぅ〜」
ht「急にごめんね」
「い、いえ！ご来店ありがとうございます！」
「どうぞこちらへ！」と元気に私たちを案内してくださる男性は、バタバタと慌ただしく広めの席を見つけ誘導してくれた
メニューを渡し、颯爽と帰っていく際に私へ「どうぞ、ごゆっくり！」と笑ってくれた笑顔を見て、少し驚きながらも会釈を返す
(良い人…)
初対面なのにも関わらず、あんなに眩しい笑顔を向けて貰えた…なんだか少しだけ嬉しい
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
