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ht「まぁ、経緯はともかく。全部似合ってるよA嬢。…可愛い女の子になったね」
『！あり、がとう…ございます…』
"女の子"だなんて改めて言われることに慣れていない私は、思わずひとらん様から顔を逸らしてしまった
それを何故かアベリアは呆れ顔から一転、とても微笑ましそうな表情で私を見つめてきている。彼女は今どういう心境なのだろうか
ci「言っておきますけどひとらんさん。A様は可愛いです、そこんとこ勘違いしないでください」
ht「え、うん…してないけど…」
os「ったくもー！そろそろ行くで！城前に馬車待たせてんねんから！」
ht「はいはい」
何処か雰囲気を仕切り直すようにオスマン様がパンパンッと手を叩く。その音で改めて私は逸らしていた顔を正面に向けることが出来た
Ab「いってらっしゃいませ皆様。どうかお気をつけて」
ci「A様〜！楽しんできてください！あとくれぐれも危ないことはしないでくださいね！」
全身を使って「行ってらっしゃい」を表してくれるチーノを後目に、私はオスマン様に手を借りて馬車へと足を踏み入れる
馬車の中で安定するように腰を下ろせば、どうやらこの馬車はひとらん様が直々に操縦してくれるらしく、御者席へと座った彼が馬の手網を引いたのが見えた
もう一度馬車の窓から外を見れば、まだアベリアは頭を下げていたし、チーノは手を振り続けてくれている
『…！』
そんな２人に…いや、近くにあった窓の中から、こちらの様子を見ていたのであろう"彼"や、幹部様達にも何かお土産を買って帰ろう
gr「…ﾌｯ」
私はそう思ったのだった
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ひとらん様の操縦する馬車に揺られ数十分
私は、馬車の中でオスマン様からこの国…我々国について色々と教えて貰っていた
『昔の、我々国…？』
os「せや。知りたい？」
知りたいか知りたくないかで言ったら…知りたい、と思う。我が婚約者が収める国、将来的にも知っておいて損は無い
自分で調べるのにも限界があった、なら自ら国に携わる人間に話を聞ける機会は私にとってどれだけ貴重か
『知りたい…です』
os「…！そか」
オスマン様はそう言ってニコリと微笑み「なら着くまで昔話しよか」とゆっくりとその口を開いてくださった
os「我々国はなぁ…グルッペンが総統になるまでは荒れ放題の暴力まみれやってん」
「あ、暴力が好きなのは今もやったわ」なんておちゃらけた様子で話す彼は、何処か懐かしむ様子で左から右へと流れていく景色を眺めている
なにか思うことがあるのだろうか
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
