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『はい』
gr「その服、髪飾り、どちらもよく似合っている」
『ありがとうございます、光栄です』
gr「だが_」
彼の口から出た否定的な接続詞に、少しだけ身が固くなる。そんな私をまるで「大丈夫だ」というように彼は私にもう一歩踏み込んできた
そんなグルッペン様の手は、私の頬へと添えられる
『…？あ、の』
gr「…」
戸惑う私を揶っているのだろうか。グルッペン様は表情に笑みを絶やさず、細く美しい指を頬から首までスーっと滑らせていく
『…ｯ』
すこし、擽ったい
思わず変な声が漏れそうになるのを我慢するため私は目を瞑った。すると、クスリと微かに喉を鳴らして笑ったような声が聞こえてくる
(なんで、笑って…)
そんな声に反応して、もう一度目を開こうとすると同時に私はとあることに気づいた
『え…？』
私の首に…いつの間にか、何かが付けられたことに
gr「やはり、お前にはこの色が一番似合う」
いったい何を付けられたのかと、少し戸惑いながらも近くにあった姿見で私の首元を見てみれば…
『黒の、チョーカー…』
私の首元には、レース製の黒い可愛らしいチョーカーが巻かれていた
gr「オスマン先生のことだ、どうせお前のことをコーディネートだのなんだの言って自分好みの服着せる魂胆だろうと思ったよ」
os「…」
gr「まぁ、流石にチーノくんもいるとは思わなかったが…
そう言ってもう一度チョーカーの上から、首をﾂﾂ…と指先で撫でられる
その感覚に、何故か背中がゾクリと震えた
gr「デート、楽しんでこいよ」
『？…は、はい。』
gr「俺の用事はこれだけだ、邪魔したな」
それだけを言い残し、グルッペン様は颯爽部屋を出ていってしまった
(な、なんだったの…？)
一瞬の出来事に私が呆然と立ち尽くしていると
os「はぁ"〜〜〜ｯ？！なんなんアイツ…！？くそほど腹立つわぁ…！！」
『ﾋﾞｸｯ…ぇ…？』
ci「ﾁｯ A様はまるで自分のもんみたいにあからさまな印つけやがって…」
Ab「あんたも人の事言えないでしょ…」
ci「俺はいいの！！」
os「何が一番腹立つかって、Aちゃんに似合ってんのよなぁ…グルッペンに女もんのセンスあんの意外すぎてびっくりやわ」
つまるところ、２人はこのチョーカーはあまり気に入らないらしい。けれど似合ってるから外すのも…ということだそうだ
というか、オスマン様はあんなに低い声を出せるのだということが私にとっては驚きなのだが…
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
