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ht「おはよう、ショッピくん」
shp「はよざいます。ピコ探してたんすけど…ここにいたんすね」
ショッピ様は駆け寄って行った黒猫さんを優しく抱き上げ、顎の下を撫でる。そうすれば黒猫さんも撫でられて嬉しそうに喉を鳴らしていた
shp「あれ、Aさん…？」
すると、ショッピ様が私に気がついたのか“ピコ”と呼ばれた黒猫さんを抱きながら私の方へと歩いてきてくださる
『おはようございます、ショッピ様』
shp「はよざいます。Aさんは、なんでここに…？」
ht「ピコが悪戯してA嬢の部屋の万年筆を盗って逃げちゃったらしくて、それを追いかけてたらしいよ」
「えっ、」と驚いた声を出すショッピ様は、自身の腕の中で未だに「ｺﾞﾛｺﾞﾛ…」と喉を鳴らし続けているピコさん…？と私の両方を交互に見る
shp「マジっすか、すんません。ピコが迷惑かけたみたいで」
『いえ、全然…ピコさん、って言うんですか？その黒猫さん』
shp「まぁ」
ht「ショッ《ピ》くんのネ《コ》だから“ピコ”なんだよ」
なるほど…ショッピ様の文字を捩られたようなシンプルな名前だが、なんだかこの子にピッタリで可愛らしい名前だな、とも思う
ht「にしても、ピコは何でA嬢の部屋行ったんだろうね。いつもは迷わずショッピくんの部屋行くのに」
shp「あー……いや、もしかしたらっすけど、昨日Aさんの部屋でタバコ吸うたんで、俺の匂いが残ってたのかも知れませんわ」
『タバコ…』
確かに昨日、私の部屋でショッピ様はタバコをお吸いになられていた
吸殻もまだ捨てていないはずだから、部屋の灰皿にあるだろう。つまりピコさんはご主人様であるショッピ様の匂いと、私の部屋にあるタバコの吸殻を同じものだと理解していたのだ
『ご主人様の匂いを頑張って見つけたんだ…すごいね、お利口さんだ』
「〜♪」
私が軽く腕を伸ばしてピコさんの頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細めてくれる
執拗に追いかけ回してしまったから嫌われてる可能性もあったが、よかった、嫌がられないで…とその態度に少し安堵してしまった
shp「…そんな口調出来るんすね」
『え…？』
shp「いえ、なんでも」
何故かはぐらかされた言葉に疑問を覚えるまもなく、ショッピ様は何かを思い出したかのように「あっ」と声を上げる
shp「そろそろ俺らの朝食の時間じゃないっすか？」
ht「あ、確かに」
お二方の言葉にチラリと外の太陽の位置を確認すれば、確かに先程より高くなっているのが分かった
『もうそんな時間に…』
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
