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gr「ほぅ？」
tn「は？デートってお前なぁ…」
俺の言葉に微かに眉を釣りあげたグルッペンと、呆れたように溜め息をこぼすトントン。そんな２人の反応に俺は笑みを浮かべながら言葉を続けた
os「俺の分の仕事は片付いとるし、護衛にはひとらん付けるし…なんも問題ないやろ？」
tn「せやけど…」
gr「一つ聞かせろ、オスマン先生」
提出した外出届けに不服そうな顔をしながら目を落としたトントンを横目に“なんだ”と聞く姿勢を見せれば、コイツは俺に目を鋭く光らせた
gr「その外出、彼女は自分から“行きたい”と望んだのか？」
os「…」
tn「おい、まさか拒否権与えんかったんか」
os「なんの事めぅ〜？♪」
だが俺の返答はグルッぺンにとって想定内のものだったらしく「やはりか」と納得されてしまった。その対応が妙にムカついて俺は頬を膨れさせる
os「すぐ心開いてもらうからええもん」
gr「ﾌｯ 拗ねるな、面倒くさい」
tn「てかええんかお前、仮にも婚約者が他の男と出かける言うてはりますけど」
gr「何か問題が？」
あっけらかんとした様子のグルッぺン。確かに俺が言うのもなんだが、婚約者が他の男とデート(俺が言っているだけ)をするというのに何も思わないのか
いや、コイツの事だからそういう感情を抱かないのか？と何処か呆れた気分で視線を送ればグルッペンは俺の心中に気づいたのか否か、ニヤリと笑った
gr「アイツが誰かに恋慕の感情を抱くのならそれはそれで人間に一歩近づいているということだ。俺は気にせん」
os「敵国からわざわざ戦利品や言うて連れ帰ってきたのに？」
gr「…まぁ、もし仮にAに俺との婚約を解消したいとまで思わせるほどの想い人が出来たのなら、一度話し合いの場を設けはするが」
その言葉に、トントンは「珍し、話し合いで解決するとか」とそこまで深く考えていなかったが…俺には今の言葉が別の意味として聞こえていた
os「グルッペンは随分彼女にお熱やねぇ」
gr「勝手に言ってろ」
tn「？」
トントンは何も分かっていなさそうだ。この我らが総統が随分とあの王女様に入れ込んでいることに
どうやら…我が総統は、彼女が他人に恋慕を抱いたとしても自分の元から逃がす気はサラサラないらしい
恐らく先程の言葉の真意はこうだ
たった一回話し合えば、きっとアイツは俺に心変わりする。いやさせてみせる…って感じか
ならば…それに少々対抗してみたい。そう思うのはきっと俺の好奇心が強いせいだ
きっと、そうに違いない
os「明日、何着てこ…」ﾎﾞｿｯ
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ライム - 苺のタルトの件…絶対twstやないですか！リドルくんのやつ！ (9月20日 21時) (
レス) @page36 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
大蛇(プロフ) - 更新ありがとうございます！。レッドウルフさん！、返信気にしなくて良いのにありがとうございます。早急に…、早急に夢主ちゃんにケーキを貢がなければ！。銀座にひとっ走りしてくるか…。某寮長の面影も感じつつ、今回も面白かったです。これからも応援してます！。 (8月15日 9時) (レス) id: 9f7dedc430 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» コメントありがとうございます！正解です😊 少しパロらせて頂きました〜 気づく人いるかなぁ程度だったのですが気づいてもらえて嬉しいですw (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 大蛇さん» 大蛇様、返信が送れていなかったというバグに今気づきました…申し訳ありません。毎回ありがとうございます！危なさ…大丈夫なのでしょうか！(白々しい) 是非楽しみにしていて下さいませ！ (8月14日 13時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - もしかしてですが、185話ってtwst要素入ってたりします？（気のせいだったらすみません！） (8月14日 11時) (レス) @page36 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年10月20日 7時
