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slime15 ページ19

リムル(……あれ?動かないな 統率者を失った
せいで決められないんだろうか)


(………ひとつ後押してあげようか)


ねえ【守護者】私って牙狼族に【擬態】ってできるのかな?



《解。可能です》



よし、じゃあ【擬態・牙狼】



私とリムルは、牙狼へと【擬態】した



『我々に従えぬというのならば この場より
立ち去ることを許そう!』




リムル「さぁ行け!」



よし、これでビビって逃げ ババッ






牙狼族「「我ら一同 貴女様方に従います!」」



………え?マジで?





〜翌朝〜


私とリムルは村長に言って牙狼族とゴブリン
を一ヶ所に集めてもらった


大分野生味のある所帯になったね


リムル(さてとこれから、こいつらに指示を
出して村を整備したいんだが)



リムル「そう言えば村長 お前の名は?」



村長「いえ、魔物は普通 名を持ちません
名前がなくとも意思の疎通はできますからな」


リムル「そうなのか…でも、俺たちが呼ぶのに
不便だよな A」



『うん、そうだね』



リムル「『よし!』」



リムル「お前たち全員に名前をつけようと
思うんだが いいか?」



え?なにこの熱い眼差しは



村長「よ、宜しいのですか?」



『え?あ、うん じゃあ、私とリムルでやるから二列に並ばせてくれる?』



ウォォォ ヤッタァァ



なんなんだろう?




リムル「ええと 村長とその息子は、村一番
の戦士だったリグルの身内だったと言っていたよな?」




村長「は、はい」



リムル「では、父親の村長はリグルドだ」



村長「おぉ…っ」



『弟の君はお兄さんの名前を継いで
リグルと命名する』


リグル『はい!』



それから名付け大会は続いた



まぁ なんだ、ネーミングセンスはあまり期待しないでほしい だって私の前世は何を隠そうアニヲタだから 頭よくないからね!



雌のゴブリンか



『君は、ハルナね』



ハルナ「ハイッ ありがとうございます!」



次は牙狼族の最後の子か、あれ?
額に月の模様がある。それに女の子かな?



《解。この者は牙狼族のボスの娘だと
思われます》



そっか、じゃあもしかして確かリムルが
嵐牙って名付ける奴の兄弟かな



『あなたはルナよ あと、お願いがあるの
私のパートナーになってもらえるかしら?』



ルナ「我が主よ、喜んで!」



フフッ 可愛いな



『これからよろしくね、ルナ』

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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年4月12日 19時

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