【転スラ】アニヲタ少女は転スラの世界でチートに生きる (ページ14)

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slime１０ページ14

洞窟から外に出てからはリムルの
発声練習に付き合ったりスキル練習を
したりと、洞窟で魔物に襲われていたのが
嘘みたいに平和だった

リムル「平和だなー」

『平和だねー』

そういえばこの前、リムルと二人でのんびりしてたら、狼が現れて

リムル『「あ？／ん？」』

って反応したら凄い勢いで逃げてったんだけど
なんだったんだろ

そんなことを考えていると

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ゴブリンが３０匹ほど現れた

いや、只のスライム二匹にゴブリン３０匹ってどうなのそれ？

(貧弱な体にボロボロな装備)

リムル(正直、こいつらの攻撃でダメージ
を受ける気がしない)

そると、ゴブリンが話始めた

ゴブリン「ｸﾞｶﾞ強キ者達ヨ、コノ先ニ
ナニカ用事ガオアリデスカ？」

(さっきもそうだったけど、何で言葉が理解できるんだろう？)

《解。意志が込められている音波は
【魔力感知】の応用で理解できる言葉へと変換されます。なお「思念」を乗せて発声すれば会話も可能です》

成る程、試してみようかな

リムル「初めまして俺はスライムのリムル
という！」

『同じくスライムのAです！』

あれ？なんかゴブリン達膝間付いてるんだけど？

ゴブリン「ｸﾞｶﾞ強き者達ヨ！アナタ方様ノ
お力ハ十分ニワカリマシタ！ドウカ声ヲ
鎮メテ下サイ！」

リムル「「思念」が強すぎたみたいだな」

『ゴメンね、まだ調整ができてなくて』(小声

ゴブリン「オソレオオイ我々ニ謝罪ナド不要デス！」

リムル「で、俺達になんか用？」

『私達この先に用事なんかないよ？』

ゴブリン「左様デシタカコノ先ニ我々ノ村ガアルノデス、強力ナ魔物ノ気配ガシタノデ
警戒ニ来た次第デス」

リムル(強い魔物の気配？)

『私達の【魔力感知】ではそんなの
感じないけど……』

ゴブリン「ｸﾞｶﾞゴ冗談ヲ我々ハ騙サレ
マセンゾタダノスライムニ、ソコマデノ
妖気ｵｰﾗは出セマセヌ」

『と、いうことは』

リムル「俺たちのことだな」

ん？妖気ｵｰﾗ？そんなの出した覚えないんだけど…

ねえ【守護者】【魔力感知】の視点を
第三者視点に切り替えてくれる？

《了。》

すると、とてつもない程の妖気ｵｰﾗを出した
スライムが二匹

リムル「『あ、ヤバッ』」

そら、狼も逃げるよね(￣▽￣;)

でもこれ結構恥ずかしいよ//？